ラリタン、ネットワーク機器、サーバー、電源などをまとめて遠隔管理可能なシリアルコンソールサーバーの次世代製品を発売

ハードウェア/ソフトウェア設計を一新し、性能・操作性を大幅に向上。ネットワーク障害時に、どこからでもすぐにアクセス/制御が可能

ラリタン・ジャパン株式会社

2015-10-01 10:30

データセンターインフラ / エネルギー管理ソリューションのリーディングプロバイダー、ラリタン・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、米国本社:ニュージャージー州サマセット、以下 ラリタン)は、サーバーや、ルーター、スイッチ、ファイヤーウォールなどのネットワーク機器、ラック用電源タップ(PDU:Power Distribution Unit)などシリアルポートを持つ製品を遠隔アクセス・制御するIPベースの次世代シリアルコンソールサーバー「Dominion SX II」を、本日10月1日より販売開始します。
データセンターインフラ / エネルギー管理ソリューションのリーディングプロバイダー、ラリタン・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、米国本社:ニュージャージー州サマセット、以下 ラリタン)は、サーバーや、ルーター、スイッチ、ファイヤーウォールなどのネットワーク機器、ラック用電源タップ(PDU:Power Distribution Unit)などシリアルポートを持つ製品を遠隔アクセス・制御するIPベースの次世代シリアルコンソールサーバー「Dominion SX II」を、本日10月1日より販売開始します。

「Dominion SX II」は、各IT機器に高速接続してどこからでも管理・制御できるため、サポートに要するコストやスタッフの移動などの時間を大幅に削減し、迅速に各種インシデントや問題を解決することでビジネスのアップタイムを向上します。またネットワークの障害発生時にも、コマンドラインにより確実に対象機器へアクセス可能で、トラブルシューティングや再構成、修復/復元、リブート、電源のオン/オフをリモート実行できます。そのためデバイスがハングアップしても、「Dominion SX II」とラリタンのインテリジェントラックPDUを用いて、各デバイスの電源スイッチを一旦切ってすぐに入れ直すことができます。

「Dominion SX II」は、Unix/Linuxサーバーやネットワーク機器、セキュリティアプライアンス、セルラー/モバイル移動通信機器などのリモート管理を必要とするモバイルオペレーターやデータセンター、ならびに、支店、営業所のシステムのリモート管理用に多数の導入実績がある「Dominion SX」の後継モデルで、ハードウェアおよびソフトウェア設計を一新し、性能、信頼性、セキュリティや操作性を向上しました。
新しい「Dominion SX II」は、IUサイズで最大48ポート(4、8、16、32、48ポート)を収容し、緊急時においても確実なIT機器へのアクセスを確保するために、13モデル全てに、二重化AC/DC電源、自動フェイルオーバー機能付き二重化ギガビットLAN接続、ポリシーや運用方法に応じて選択可能な多様なラック前ローカルアクセス、および全モデルに内蔵モデムオプションを用意しました。

CPUは、従来の133MHzから1GHz CPUにアップグレードし、RAMを8倍に増強、最大8GBのフラッシュストレージを搭載し、1ポートあたり最大10セッション、合計最大200のシリアルセッションをサポート可能となりました。同時接続、接続スピード、シリアル処理が桁違いに向上したことで、導入に要する時間が15~23倍速くなっています。
また、FIPS 140-2および256ビットAES暗号化に対応してセキュリティレベルを高め、USBメモリーまたはTFTPサーバー経由で自動インストール/構成を可能にするなど多くの機能を追加しています。
さらに、企業全体にわたる全IT機器の制御・アクセスを実現するために、は、ラリタンのKVM-over-IPスイッチと同様に、「CommandCenter Secure Gateway」によるシングルサインオンでの統合管理ができます。


◆「Dominion SX II」の特長
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(1) 1Uラックマウント型ハードウェアアプライアンス
1GHz CPUエンジンを搭載し、RAMを8倍に増強、最大8GBのフラッシュストレージを搭載しています。

(2) 1ポートあたり最大10セッション、合計最大200のシリアルセッションをサポート
同時接続、接続スピード、シリアル処理が桁違いに向上したことで、15~23倍高速になりました。

(3) CLIによるフルアクセスと自動コンフィギュレーションにより、高速インストールや設定変更が可能に
SSH、Telnet、Webブラウザ経由で、対象機器のCLI(コマンドラインインタフェース)を操作できます。また、USBメモリーやTFTPサーバー経由で、自動インストールとコンフィギュレーションが可能です。

(4) オートセンシングDTE/DCEポート
Cat5UTPケーブルをCisco(およびその他互換性のあるRJ-45デバイス)にダイレクト接続でき、ロールオーバーケーブルを必要としません。

(5) 強固なセキュリティ機能
256ビットAESとFIPS 140-2暗号化、LDAP / Active Directory認証、IPv6ネットワーキングをサポートしています。

(6) 複数のローカルラックアクセス方法を提供
従来のRJ45シリアルポート、ノートPC 接続用ミニUSBポートに加えて、ラックマウントのKVMコンソールドロワーを接続可能になりました。

(7) 3G/4Gセルラーモデム接続をサポートし、緊急アクセス用外部モデムへの接続が可能になりました。

※「Dominion SX II」の詳細は以下をご参照ください。
(リンク »)


◆「Dominion SX II」の販売について
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「Dominion SX II」は、ポート数4、8、16、32、48ポートの5種類があり、
AC/DC電源、内蔵モデムオプションの違いにより全部で13モデルがあります。

◇ 販売開始:2015年10月1日
◇ 出荷開始:2015年10月1日 (DCモデルは10月後半出荷予定)

◇ 販売価格:オープン価格
(市場想定価格は、4ポートのエントリーモデルが 20万円台/税別~)

◇ 販売チャネル:ラリタン社の販売パートナー経由

このプレスリリースの付帯情報

接続イメージ図

用語解説

■ラリタンについて
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(リンク »)
ルグラングループカンパニーのラリタンは、あらゆる規模のデータセンターに適した電源管理ソリューション、DCIMソフトウェア、KVM-over-IPスイッチのイノベータ―として、豊富な実績を誇っています。米国ニュージャージー州サマセットに本社を置き、世界38箇所のオフィスから76ヶ国、5万以上のデータセンターへサービスを提供しています。受賞歴のあるラリタンのハードウェア/ソフトウェアソリューションは、電源効率や信頼性を改善し、生産性を向上させます。ラリタンは、グリーン・グリッド、クライメート・セイバーズ・コンピューティング・イニシアチブ、Leadership in Energy and Environmental Design associationsの主要メンバーであり、データセンター戦略への貢献で、アメリカ合衆国環境保護庁(EPA)に表彰されています。また、数多くのトップ業界アナリスト企業に認められています:ガートナーの「クールベンダー」、IDCにより「世界の主要DCIMプレーヤー」、EMAでは「非常に価値のあるDCIMベンダー」、TechNavioでは「重要なDCIMプレーヤー」と名付けられています。またラリタンのDCIMソリューションは、これまで数々の賞を受賞しました。

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