Sargent & Lundy LLC.のプロジェクト・アソシエートであるDan Ludovisi氏は、「当社は、原子力発電や化石燃料発電のお客様のニーズを満たすエンジニアリング関連の洞察をできるだけコスト効率良く得るために、STAR-CCM+を重要なツールとして長年活用しています。STAR-CCM+がNQA-1規格に準拠したことで、当社のプロジェクト・チームはお客様の要望と期待に適う高品質なサービスをこれまで以上に自信を持って提供できるようになります」と述べています。
原子力関連のさまざまな用途に使用されている業界屈指のマルチフィジックス解析ツールとして広く知られているSTAR-CCM+がNQA-1規格に準拠したことは、原子力関連の解析を行っているユーザーにとって特筆すべき追加ベネフィットとなります。STAR-CCM+の既存ユーザーは継続中のプロジェクトに対してNQA-1規格準拠の高品質プログラムを実行してベネフィットを得ることができ、また新規ユーザーは原子力関連の用途に優先的に活用できるCFDツールを手に入れることとなります。
シーメンスPLMソフトウェアのエネルギー&電力業界担当マネージャーのJim Ryanは、「STAR-CCM+のNQA-1規格準拠プログラムはコード基盤上に実装されているため、原子力関連用途だけでなく、他のエネルギーや電力関連の用途にまで広く活用することができます。シーメンスは品質プロセスに元よりこだわっていますが、NQA-1品質プログラムの追加はそうした最近の取り組みの成果のひとつと言えます。シーメンスは原子力産業での成長機会を追い続けていますが、今回の規格準拠により、現行ユーザーも将来的なユーザーもそれぞれの安全基準や安全要件をこれまで以上に自信を持ってクリアできるようになります」と述べています。
シーメンスPLMソフトウェアについて
シーメンスPLMソフトウェアは、シーメンスデジタルファクトリー事業本部のビジネスユニットで、PLM(製品ライフサイクル管理)とMOM(製造オペレーション管理)のソフトウェア、システムおよび関連サービスにおいて世界をリードするグローバル・プロバイダーです。これまで世界140,000社以上のお客さまにサービスを提供し、1,500万ライセンス以上のソフトウェアの販売実績を上げています。米国テキサス州プラノを本拠地とし、数多くのお客様と協働して各種産業向けソフトウェア・ソリューションを提供しています。これによりお客様がイノベーションを実現し、世界中で競争優位性を常に確保できるよう支援しています。シーメンスPLMソフトウェアの製品やサービスに関する詳細はwww.siemens.com/plmにてご覧いただけます。
シーメンスAG について
シーメンスAG(本社:ベルリンおよびミュンヘン)は、165年以上もの間、卓越したエンジニアリングとイノベーション、品質と信頼性、そして国際性を象徴するグローバルなテクノロジー企業であり続けています。電化、自動化、デジタル化の分野を中心に世界200カ国以上で事業を展開しています。シーメンスはエネルギー効率に優れた省資源技術を世界でもっとも多く提供している企業のひとつであり、海洋風力発電の建造では世界一、コンバインドサイクル発電では主要サプライヤー、送電ソリューションでは大手プロバイダー、そしてインフラストラクチャー・ソリューションならびに産業向け自動化ソリューションとソフトウェア・ソリューションのパイオニアです。さらにシーメンスは、コンピューター断層撮影や磁気共鳴画像診断システムなどの医用画像診断装置の大手サプライヤーでもあり、また臨床診断および臨床情報技術のリーダーでもあります。2016年9月30日を期末とする2016年度における売上は796億ユーロ、営業利益は56億ユーロでした。2016年9月末現在の全世界の社員数は351,000人です。シーメンスに関する詳細はwww.siemens.comにてご覧いただけます。
注意:SiemensおよびSiemensのロゴはSiemens AGの登録商標です。STAR-CCM+は、Siemens Industry Software Computational Dynamics Limitedの商標または登録商標です。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。