◆月1,700時間の業務効率化
住信SBIネット銀行では、RPAの導入で月1,700時間の業務効率化を実現しています。特に住宅ローン業務では、審査結果情報を取得してから顧客にメール通知するまでの一連作業を多い日には1日200~300件、すべて手作業で実施していました。アイティフォーのRPA業務自動化ツール「ナイス・デスクトップオートメーション」の導入により、1件につき10~15分かかっていた作業が約1~2分となり約90%の作業負担を削減。さらに5~6名を要していたスタッフを1~2名に削減することで、より効率的な要員配置が可能になりました。
◆人為ミスゼロ件を実現。金融機関として信頼性強化へ
銀行内では手作業による人為ミスの排除が大きな課題となっており、ロボット化の必要性を強く認識していました。RPAを導入し業務を自動化したことで、対象業務のミス発生件数がゼロ件となり、品質・精度の向上を実現しました。
◆サーバー側でロボットを集中管理し内部統制を実現
導入に際してはロボットの統制に注力しています。サーバー側の特性を活かしてロボットを集中管理しているため各部署で独自にロボットが作成・変更されることはなく、今後RPA適用業務の範囲拡大に対しても、IT統括部署での統合管理が行える体制を整えています。
◆RPA導入拡大により、働き方改革とお客様サービス向上を目指す
住信SBIネット銀行は、6月の本格稼働を受け、翌7月にRPA推進室を新設しました。今回稼働を開始した3部門11業務以外にも導入要望が全社から100件以上挙がっており、RPAによる大幅な導入効果が見込まれています。RPA推進室では、RPAロボット導入による業務効率化により、さらなる社内の働き方改革とお客様サービス向上を目指します。
(注1)ナイス・デスクトップオートメーション(NICE Desktop Automation)はナイスシステムズ社(イスラエル)の製品です。(注2)RPA(Robotic Process Automation:ロボティック・プロセス・オートメーション)とは、デジタルレイバー(Digital Labor=仮想知的労働者)と言われるソフトウェアのロボットを活用して業務を自動化することです。
◆関連製品
RPA業務自動化シリーズ (リンク »)
◆住信SBIネット銀行株式会社の概要
代表者 :代表取締役社長 円山 法昭
本社所在地:〒106-0032 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー18階
資本金 :310億円
事業内容 :三井住友信託銀行とSBIホールディングスを出資会社とするインターネット専業の銀行
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◆株式会社アイティフォーの概要
代表者 :代表取締役社長 東川 清
本社所在地:〒102-0082 東京都千代田区一番町21番地 一番町東急ビル
事業内容 :システムインテグレーター(システム構築)
東証第一部(4743)
電話 :03-5275-7841(代表)
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◆報道機関からのお問い合わせ先
広報部 TEL:03-5275-7914 E-mail: kouhou_ml@itfor.co.jp
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