2018年 「働き方改革」に関連するITソリューションの導入意向と投資金額ランキング

ノークリサーチは中堅・中小企業における「働き方改革」に関連するソリューションの導入意向と投資金額に関するランキングを発表した。

株式会社ノークリサーチ 2018年08月27日

<「働き方改革で求められているITソリューションは何か?」を定量的に判断することが大切> ■ 導入意向の1位は「書面のペーパレス化」、投資金額の1位は「労務手続きのオンライン化」 ■ 働き方改革は「人材の活性化」「データ処理の自動化」「間接業務の効率化」と多岐に渡る ■ 「ペーパレス化」にはクラウド形態+スマートデバイス活用による総合的な業務改善が必要

PRESS RELEASE(報道関係者各位) 2018年8月27日

2018年 「働き方改革」に関連するITソリューションの導入意向と投資金額ランキング

調査設計/分析/執筆: 岩上由高


ノークリサーチ(本社〒120-0034 東京都足立区千住1-4-1東京芸術センター1705:代表:伊嶋謙ニ TEL:03-5244-6691URL:http//www.norkresearch.co.jp)は中堅・中小企業における「働き方改革」に関連するソリューションの導入意向と投資金額に関するランキングを発表した。本リリースは「2018年版 DX時代に向けた中堅・中小ITソリューション投資動向レポート」のデータを元に市場動向に関する見解を述べたものである。


<「働き方改革で求められているITソリューションは何か?」を定量的に判断することが大切>
■ 導入意向の1位は「書面のペーパレス化」、投資金額の1位は「労務手続きのオンライン化」
■ 働き方改革は「人材の活性化」「データ処理の自動化」「間接業務の効率化」と多岐に渡る
■ 「ペーパレス化」にはクラウド形態+スマートデバイス活用による総合的な業務改善が必要


対象企業: 年商500億円未満の中堅・中小企業700社(日本全国、全業種)(有効回答件数)
対象職責: 企業の経営に関わるまたはITの導入/選定/運用作業を担う職責
※調査対象の詳しい情報については右記URLを参照 (リンク »)


■ 導入意向の1位は「書面のペーパレス化」、投資金額の1位は「労務手続きのオンライン化」
中堅・中小企業が「働き方改革」で求められる長時間労働の是正などを実現するためには、ITを活用した業務の効率化が不可欠となる。だが、業務効率化を目的としたITソリューションは多岐に渡っており、ユーザ企業側にとっても、IT企業側にとっても、「働き方改革において、最も必要とされるITソリューションは何なのか?」の判断が難しい状況となっている。
そこで、ノークリサーチでは『人材の活性化』(「人材データベース活用」や「動画によるノウハウ共有など)、『データ処理の自動化』(「RPAによる手作業の自動化」や「議事録の自動作成」など)、『間接業務の効率化』(労務手続きのオンライン化」や「書面のペーパレス化」など)といった18項目に渡る「働き方改革に関連するITソリューション」を列挙し、有効回答企業数700社に渡るアンケート結果を元に、それらに対する中堅・中小企業の「導入意向」と「投資金額」のランキングを算出した。
(ITソリューションの具体的な項目一覧や調査の概要については次頁を参照)
以下の数表は上記に述べた「働き方改革に関連するITソリューションランキング」のうち、上位7位までの「導入意向」および「投資金額」の結果をそれぞれ掲載したものだ。 次頁以降では上記のランキングの元となっている調査レポートの概要や「働き方改革に伴うIT活用提案において、上記の結果をどのように活用すれば良いか?」に関する留意点などについて記載している。


■ 働き方改革は「人材の活性化」「データ処理の自動化」「間接業務の効率化」と多岐に渡る
本リリースの元となる調査レポート「2018年版DX時代に向けた中堅・中小ITソリューション投資動向レポート」では、有効回答企業数700社に渡るアンケート調査を実施し、40項目に渡るITソリューションの「導入意向」や「投資金額」(ITソリューションの実現に必要となるH/W、S/W、システムインテグレーションなどの初年度合計費用)を集計/分析している。
アンケート調査の対象となった企業属性、設問項目、投資金額の算出方法などの詳細については下記のURLを参照。
(リンク »)
調査レポートの分析対象となっている40項目のITソリューションのうち、「働き方改革」に関連するのは以下の18項目である。中堅・中小企業におけるこれら18項目の「導入意向」と「投資金額」のうち、上位7項目を掲載したものが前頁の数表である。
B2系列:人材の活性化(7項目)
「B2-1.従業員のモチベーション向上」 業務状況を元に従業員の心理状態を把握/可視化し、上司や外部カウンセラーが助言を行う
「B2-2.人材データベースの有効活用」 従業員情報を顔写真や趣味なども含めて自己登録形式で共有し、人材情報の見える化を図る
「B2-3.動画を用いたノウハウの共有」 成功事例や研修内容を動画で撮影し、複数の店舗や事業所に配信して業務ノウハウを共有する
「B2-4.パート/アルバイトの労務管理」 パート/アルバイトの面接調整、勤怠管理、給与通知などをPCやスマートフォンで管理/実行する
「B2-5.従業員のメンタルヘルスチェック」 従業員の挨拶する声などを分析し、感情やストレスの状態を把握して事故や疾病を予防する
「B2-6.スキルや経歴に基づく人員配置」 従業員の経歴やスキルをデータベースとして収集/整理し、最適な人員配置を分析/発見する
「B2-7.カメラによる不正や過労の監視」 ヒトの挙動を認識できる監視カメラを用いて、従業員の不正行為や過重労働を発見/抑止する
B3系列:データ処理の自動化(5項目)
「B3-1.PC操作内容の記録による自動化」 従業員が行ったPC操作内容を記録し、それを再生することによって処理を自動的に実行する
「B3-2.業務フローの定義と連携による自動化」 複数の業務システムに跨る複雑な作業の流れを定義/連携し、処理を自動的に実行する
「B3-3.AIによる高度な内容判断を伴う自動化」 メールや文書の中身を認識し、顧客返答や承認判断などの高度な処理を自動的に実行する
「B3-4.チャットの内容を理解した情報検索」 チャットで尋ねた内容を理解し、社内外の様々な情報源を検索して最適な結果を返答する
「B3-5.音声分析による議事録の自動作成」 会議の音声を分析することで、ヒトの作業を介さずに議事録のテキストを自動的に生成する
B5系列:間接業務の効率化(6設問)
「B5-1.労務関連手続きのオンライン化」 社会保険や雇用保険などの手続きをオンラインで従業員自身が入力することで省力化を図る
「B5-2.経費精算手続きのオンライン化」 交通費などをオンラインで従業員自身が申請し、精算処理を自動化することで省力化を図る
「B5-3.業務マニュアルのオンライン化」 紙面の業務マニュアルをデジタル化し、従業員がスマートデバイスなどで常に最新版を共有する
「B5-4.領収書や契約書のペーパレス化」 契約書のデジタル化による印紙代/郵送代の節減やカメラで撮った領収書のデータ化による省力化
「B5-5.FAX送受信のペーパレス化」 内容を紙面に印刷することなく、業務システムやメールから直接FAXの送受信を行う
「B5-6.ICタグやバーコードによる物品管理」 企業が所有する様々な物品にICタグやバーコードを貼付し、資産情報を一括して管理する


■ 「ペーパレス化」にはクラウド形態+スマートデバイス活用による総合的な業務改善が必要
冒頭に掲載したランキング表をあらためて眺めてみると、「B5-4A.領収書や契約書のペーパレス化」と「 B5-5A.FAX送受信のペーパレス化」は導入意向と投資金額の双方においてランキング上位7位以内に入っていることがわかる。
上記の結果を踏まえると、ベンダや販社/SIerが訴求すべき働き方改革に関連するITソリューションとしては「ペーパレス化」が有力候補となってくる。ただし、上記の「導入意向」の数値は年商500億円未満の中堅・中小企業全体における結果である点に注意する必要がある。例えば、以下の年商別集計結果が示すように「B5-4A.領収書や契約書のペーパレス化」の導入意向は中堅・中小企業全体では26.0%だが、年商別に見た場合には13.8%~40.0%と値に大きな違いがある。 さらに以下のグラフは「 B5-4A.領収書や契約書のペーパレス化」における導入形態(「オンプレミス/クラウド」や「スマートデバイス利用有無」)を「導入済み」(緑色)と「導入予定」(橙色)に分けてプロットしたものである。まず、「導入済み」と比べて「導入予定」では「クラウド形態」を選択する割合が増えていることがわかる。さらにスマートデバイス利用を見ると、「導入済み」では「利用無」が「利用有」を上回っているが、「導入予定」では逆の結果となっている。したがって、今後は「スマートデバイス利用を伴うクラウド形態」を望むユーザ企業が増えると予想される。つまり、 「B5-4A.領収書や契約書のペーパレス化」においては社内の紙面文書をデジタル化するだけでなく、「スマートデバイスで社外からも文書を閲覧・編集できる」などの総合的な業務効率改善が求められているといえる。このように働き方改革に関連するITソリューションを訴求する際は「導入意向」や「投資金額」の傾向を抑えた上で、個々のITソリューションに固有の傾向を掴むことが重要となってくる。


本リリースの元となる調査レポート

『2018年版 DX時代に向けた中堅・中小ITソリューション投資動向レポート』
中堅・中小市場の攻略に不可欠となる40項目に渡る新たなIT活用場面(ITソリューション)の活用意向を網羅
【サンプル/ダイジェスト】
「2018年 MA/チャットボット/スマートスピーカ/ロボットなどによる顧客対応改善への投資意向」
(リンク »)
「2018年 「働き方改革」とは異なる堅実な「人材の活性化」を実現するITソリューション投資動向」
(リンク »)
「2018年 中堅・中小企業における自動化およびRPA関連ソリューションへの投資動向」
(リンク »)
「2018年 現場作業の効率化に繋がるIoT/デバイス関連ソリューションへの投資動向」
(リンク »)
【レポート案内(サンプル属性、設問項目、試読版など)】 (リンク »)
【価格】180,000円(税別)


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『2018年 中堅・中小企業の基幹系業務システムにおける経年変化に基づく課題/ニーズ予測レポート』
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【サンプル/ダイジェスト】
「販売・仕入・在庫管理システムの経年変化に基づく課題/ニーズ予測」 (リンク »)
「働き方改革を人事給与システム活用に繋げるポイントの探索」 (リンク »)
「会計管理の差別化ポイントを訴求するための最適な順序に関する分析」 (リンク »)
「生産管理システムにおける機能ニーズの展開プロセスに関する分析」 (リンク »)
【レポート案内(サンプル属性、設問項目、試読版など)】 (リンク »)
【価格】180,000円(税別)


『2018年版中堅・中小企業のPC活用とOS更新に関する実態/予測レポート』
ユーザ企業は新たなOSやPC環境に何を期待し、何を課題と考えているのか?
【サンプル/ダイジェスト】
「中堅・中小企業におけるPC更新とWindows10移行の課題と対策」
(リンク »)
「『サービスとしてのWindows』が中堅・中小企業のPC環境に与える影響」
(リンク »)
【レポート案内(サンプル属性、設問項目、試読版など)】 (リンク »)
【価格】180,000円(税別)


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当調査データに関するお問い合わせ
株式会社 ノークリサーチ 担当:岩上 由高
〒120-0034 東京都足立区千住1-4-1東京芸術センター1705
TEL 03-5244-6691 FAX 03-5244-6692
inform@norkresearch.co.jp
www.norkresearch.co.jp

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