自動運転関連事業者向け遠隔監視・インシデント対応サービスおよび自動運転導入・運行支援パッケージ"Hawk SafEye"の提供開始

東京海上日動火災保険株式会社

From: PR TIMES

2023-06-14 15:16

東京海上日動火災保険株式会社(取締役社長:広瀬 伸一、以下「東京海上日動」)と株式会社プレミア・エイド(代表取締役:吉澤 成一朗、以下「プレミア・エイド」)は自動運転レベル4の社会実装を支えるために、「自動運転向け遠隔監視・インシデント対応サービス」の提供を開始します。また、上記2社と東京海上ディーアール株式会社(代表取締役社長:堤 伸浩、以下「東京海上ディーアール」)は、自動運転車の走行前、走行中、事故時の各フェーズに安心・安全を提供するため、3社のソリューションを組み合わせた「自動運転導入・運行支援パッケージ"Hawk SafEye(ホークセーフアイ)"(※1) 」の提供を開始します。



1.背景・目的
自動運転は、交通事故をはじめとした交通課題の解決策として期待されています。政府は、限定エリアにおける無人自動運転移動サービスの実装を2025 年までに全国50カ所以上に拡大する目標を掲げており、2023年4月からは、改正道路交通法の施行により自動運転レベル4の公道走行が可能となりました。公道走行にあたっては、安全な運行確認や事故時の対応などのため、自動運転事業者には車両内もしくは遠隔で自動運転車の監視にあたる「特定自動運行主任者」の配置が義務付けられています。また、自動運転車を用いた運送事業について、遠隔監視等の一部業務の外部委託を可能とする方向性も示されています。(※2)
東京海上日動とプレミア・エイドは、2017年4月より東京海上日動が提供する通信機能付きドライブレコーダーを活用した緊急通報サービス(※3)の協業を通じて、保険金の支払いに留まらない価値提供を追求してきました。今般、自動運転車の安心・安全な社会実装を支えるために、自動運転向け遠隔監視・インシデント対応サービスの提供を開始します。
併せて、東京海上日動、東京海上ディーアール、プレミア・エイドの3社にて、事故防止を支援する「リスクアセスメント」、安心・安全な運行を支援する「遠隔監視・インシデント対応サービス」、事故に備える「保険」を組み合わせた、自動運転車導入・運行支援パッケージ"Hawk SafEye"の提供を開始します。

2.自動運転向け遠隔監視・インシデント対応サービスの概要
自動運転レベル4の社会実装を見据え、安心・安全な走行を支える遠隔監視や事故対応を含めたインシデントサポートといった各種サービスを東京海上日動とプレミア・エイドにて構築しました。本サービスの提供に際して、プレミア・エイドは東京都千代田区神田に「自動運転向け遠隔監視センター」を開設し、自動運転関連事業者や自治体等のニーズに応じてサービスを提供していきます。
今後は両社にて、自動運転の各種インシデント発生時において必要となるサービスや緊急通報サービスから保険事故受付・示談交渉までのサービス等をシームレスに提供する仕組みの構築を進めていきます。
[画像1: (リンク ») ]

【サービス概要】(※4)
●各種問合せコールセンター
自動運転車のお客様(乗客等)向けにコールセンターを提供することで、自動運転車の走行状況・乗車方法・トラブルなどの相談に幅広く対応します。
●遠隔監視
自動運転車等の走行・運行状態を遠隔監視することで、事故やトラブルを未然に防止するとともに、トラブル等が生じた際にはオペレーターから乗客への呼びかけを行うことで、自動運転関連事業者と乗客の走行・運行をサポートします。
●インシデント対応サービス
事故やトラブルが生じた際に、消防等への連携、現場への駆け付け、代替交通手段の手配といった必要な対応を手配します。
●円滑な事故対応サービス
東京海上日動の自動車保険に加入頂いている場合、インシデント対応サービス提供時に把握した事故・トラブルの状況をプレミア・エイドと東京海上日動で連携することで円滑な事故対応サービスを提供します。
[画像2: (リンク ») ]

3.自動運転導入・運行支援パッケージ"Hawk SafEye(ホークセーフアイ)"の概要
自動運転車の安心・安全な社会実装に向けて、自動運転車の走行前、走行中、事故時の各フェーズをお守りする「自動運転導入・運行支援パッケージ"Hawk SafEye"」の提供を開始します。具体的には、自動運転車の事故防止を支援する「リスクアセスメント」、安心・安全な運行を支援する「遠隔監視・インシデント対応サービス」、事故に備える「保険(※5)」を自動運転関連事業者のニーズに合わせて提供します。

また、2022年1月に資本業務提携を行ったMay Mobilityのデータ等を活用し、パッケージの高度化に向けた協業を進めています。今後、同社の自動運転システムを用いた実証実験等へパッケージを提供していきます。

【May Mobilityとの協業内容】
・リスクアセスメント:技術特性を踏まえたルート評価、テスト走行結果の評価・活用 
・遠隔監視・インシデント対応サービス:自動運転関連データを用いた遠隔監視
・保険(事故対応):インシデント発生状況把握・確認、事故受付、事故原因確認    等 

※1 「鷹の目」や「鋭い眼を持ち、すべてを見通す者」といった意味から、 自動運転中の映像監視からシステムデータ連携に至るまであらゆる側面からのみまもり・有事の際の素早い駆け付けを想起させるHawkeye(ホークアイ)に、この度リリースする自動運転関連サービスと保険のパッケージが実現したいSafe(安全)を組み合わせ、本サービスをHawk SafEye(ホークセーフアイ)と名付けました。Haste Assistance With Keen EYE for Safe(鋭いみまもりと迅速な支援対応で安全を)の頭文字を組み合わせた略称でもあります。
※2 自動運転車を用いた自動車運送事業における輸送の安全確保等に関する検討会報告書
※3 ドライブレコーダーが事故の強い衝撃を検知した時に自動で事故受付センター(プレミア・エイド)に連絡し、救急車の要請等を実施
※4 サービス提供には、自動運転関連事業者等との事前調整が必要となります。
※5 自動運転レベル4までは自動車損害賠償保障法上の運行供用者責任が維持されることから、従来の自動車保険の枠組みを変えずに提供する予定です。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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