マイクロソフト、Unix関連機能の提供形態を変更へ

2005年09月02日 11時21分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Microsoftは、「Windows Server」オペレーティングシステム(OS)の今後のバージョンでUnix機能をより充実させていく予定だが、これとは別の「Services For Unix(SFU)」製品については作業を中止するという。

 同社はこれまで、WindowsとUnix環境を統合するソフトウェアツールを、SFUパッケージとして提供してきた。SFUはかつては有料とされていたものの、Microsoftは2004年前半に、Windowsユーザーの同ツールの利用を無料化していた。

 Microsoftは、2005年末にリリースするサーバOS「Windows Server 2003 R2」に、そうした機能の一部を組み込む意向だ。また同社は、スタンドアロンのSFU製品はこれ以上リリースしないことも発表している。

 Windows Server部門ディレクターSamm DiStasioは、MicrosoftはWindows ServerディスクにSFUコンポーネントの一部を単に追加しただけでなく、同OSとそれらの機能の統合性を深めるため、大きな力を尽くしたと話している。

 「単なるバンドル製品ではない」(DiStasio)

 R2には、アプリケーションをWindows上で動作させる新たなアーキテクチャが搭載され、WindowsおよびUnixプログラミングインターフェースのどちらも利用できるようになると、DiStasioは述べた。

 またDiStasioは、R2以降のリリースにもUnixツールを組み込んでいくとしたが、同OSとは別に何らかのツールが提供される可能性も否定しなかった。

 R2への新機能搭載の目的は、SFUと同様、WindowsとUnixの混合環境にあるユーザーや、WindowsでUnixプログラムを利用したいと考えるユーザーをサポートすることにあるという。

 「R2はそうした望みを抱くユーザーに、(Windowsへの移行)作業を行い、双方を共存させるツールを提供する」(DiStasio)

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
OS

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
ハードから読み解くITトレンド放談
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
Gartner Symposium
企業決算
ソフトウェア開発パラダイムの進化
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化