DTCP

用語の解説

DTCPとは

(Digital Transmission Content Protection)
DTCPとは、デジタルコンテンツの保護技術の一種で、IEEE 1394などを用いた通信において、著作権が保護された状態でコンテンツを伝送するための方式のことである。
IEEE 1394とはi.LINKやFireWireに採用されている、パソコンと周辺機器間での伝送を行うためのインターフェース規格のことである。 DTCPでは、IEEE 1394で接続された機器同士を公開鍵暗号方式を利用して相互認証し、暗号化されたデータを伝送する。 これによって、正しいコンテンツの受け渡しが可能な機器間でのみ伝送が可能となっている。 DTCPは日立、Intel、松下電器産業、ソニー、東芝によって共同で開発されたもので、2003年9月に発表された。 DTCPのライセンスはDTLA(Digital Transmission Licensing Administrator)によって管理されている。 なお、DTCPの技術をIPネットワークに拡張した方式として、DTCP-IPがある。

用語解説出典   powered by. Weblio

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