Dasher

用語の解説

Dasherとは

(W32.Dasher.B)
Dasherとは、コンピューターワームの一種で、Windowsを標的としてパソコンにスパイウェアを設置するワームのことである。
2005年12月半ばに登場した。 DasherはWindows、特にWindows 2000を標的とする。 Microsoftがパッチとして公開したMSDTC(Microsoft Distributed Transaction Coordinator)と呼ばれる実証コードをベースとしてプログラムされている。 MSDTCはデータベースソフトにおけるトランザクションの管理に用いられるOSコンポーネントであり、Dasherはその脆弱性を突く。 Dasherが蔓延した前後一昼夜のうちに、Microsoft製品を侵す不正コードは3つ発見されたという。 そのひとつがDasherであり、ほかの2つはIE(Internet Explorer)を標的としてクラッシュさせる。

用語解説出典   powered by. Weblio

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]