パソリンク

用語の解説

パソリンクとは

(PASOLINK)
パソリンクとは、NECワイヤレスネットワークスが開発した、マイクロ波通信システムの製品名である。
主に携帯電話基地局を結ぶ通信システムとして利用されている。 パソリンクは、アンテナ、送受信装置、変復調装置から構成されている。 数GHz~数十GHzの周波数帯域を利用して通信を行う。 QPSK、16QAM、128QAMなど、複数の変調方式に対応する。 パソリンクは、光ケーブルのような有線のネットワークと比べて、システム構築が容易・迅速・低コストであるというメリットがある。 加えて、MTBF(平均故障間隔)が100年以上ともいわれる高信頼性を実現している。 パソリンクは、携帯電話の基地局を結ぶ用途の他にも、企業向けの専用回線や、LAN、WANなどの用途でも利用されている。 パソリンクは1986年に事業が開始された。 その後、携帯電話の普及と共に、国内、そして海外の通信事業者からの需要を獲得している。 2007年末の時点で、世界131ヵ国に出荷されている。 また、同年の第3四半期には、パソリンクが同製品分野における世界市場でトップシェアを獲得している。

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