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設置時間を従来の3分の1に短縮し、トータル導入コストに配慮。独・リタールの新型ラック「TS IT」

ZDNET Japan Ad Special

2012-10-30 16:00

 クラウド時代の今、サーバなどIT機器の台数は膨大な数となってきており、冷却や物理セキュリティ、保守管理性や作業効率などの面からIT関連設備・資材の重要性も増してきている。その中で、機器とファシリティとの間を取り持つ重要な存在、それがITラックだ。ドイツに本拠を置き、エンクロージャーの世界有数のサプライヤーであるリタールが発売した、新機軸のITラック「TS IT」について紹介しよう。

 IT用ラックといえば、19インチ規格42Uサイズが標準となってからの長い歴史の中で、あまり進歩のみられない分野であった。セキュリティに配慮して扉を自動ロックできるようになったり(リタールではオートロック標準装備)、冷却効率を少しでも高めるべくメッシュドアの開口率を向上させたりといった、部分的な改良が進められてきた程度だ。こうした事情もあり、ラックは「要求仕様を満たせばいい」という程度に認識しているユーザーも多いのではないだろうか。


ボルトやナットを一切使わず、組立・調整に工具不要のツールレスコンセプト

棚板用レールや19インチレールも、工具不要で簡単に取り付けられる

 しかし今回リタールから発売されたTS ITは、そのラックのフレームから大きく設計を見直し、これまでにない新たな製品となっている。その最大の特徴は「ツールレスコンセプト」。フレームやレール、棚などはボルトなどを一切使わず、ラッチや引っ掛け構造で接合されているため、工具を全く使わず組立・調整が可能で、位置合わせも非常に容易だ。ボルトを締めたり緩めたりするには時間を要するのに対し、ラッチや引っ掛け構造は極めて迅速に作業でき、同社が実際に従来型ラックと比較検証を行ったところ、従来型で18分38秒を要した作業が、TS ITではわずか5分36秒と、約1/3にまで短縮された。

 たかがラック作業と軽く見てはいけない。ハードウェア単価が安くなり、機器の増設や入替が頻繁になってきている現在、データセンター内のラック単位の追加・変更作業は珍しくなくなってきている。作業時間は人件費に直結し、ひいてはITコスト全体に影響してくる。しかもTS ITは従来型のラックより高価になったわけではなく、むしろ従来より低価格で提供されているのだ。

 次ページでは、「ツールレスコンセプト」以外の特徴をみてみよう。

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