RTMは、光アクセス施工工事を行っている複数の現場と管理センターを、iアプリ対応の携帯電話を使ってつなぎ、リアルタイムで作業現場の状況を把握することができるシステムです。作業者はそれぞれの現場で、携帯電話を使ってRTMのソフトを立ち上げ、作業開始時および終了時にボタンを押すだけで、管理センターに業務の進捗状況を知らせることができます。センターには、作業グループ毎のその日のスケジュール表があらかじめ登録されており、現場からデータが送信された時刻が、そのスケジュール表に自動的に書き込まれる仕組みになっています。スケジュール表には作業前、作業中、作業完了で、それぞれ分かりやすく色分けされているため、各グループの進捗状況の確認をリアルタイムで容易に行うことができ、作業遅延や突発的な発注や事故など不測の事態発生の際にも、迅速な対応が可能となります。
同システムは、日本コムシスが全国にサービスを展開している24エリアの1つである東京・世田谷エリアにおいてすでに試験的に導入されており、今年度中に全国の24エリアすべてで同システムを導入する計画です。そして、それぞれのエリアでのデータを集積することによって、作業に必要な稼働を検証し、業務のさらなる効率化に役立てていきます。
日本コムシスでは、これまでに培ったIT技術やノウハウを活用して、社内における情報共有の迅速化や業務の効率化、様々なデータの可視化などを進めており、今後も新しい技術を積極的に取り入れて、全社的な業務改善を推進していきます。
(参考)
日本コムシス株式会社:
日本コムシスは、日本電信電話公社(現、日本電信電話株式会社)の通信設備の建設業務を目的に1951年に設立しました。2003年9月29日、同社は、サンワコムシスエンジニアリング株式会社(旧三和エレック)および東日本システム建設株式会社を含めた通信建設業界初の共同持株会社「コムシスホールディングス株式会社」を設立し、同一の株主の下に統合しました。日本コムシスでは、通信インフラの設備工事における実績と高度な技術力を基に業界のリーディングカンパニーとしてその地位を確立しています。特に、IT事業(2002年3月、システムインテグレータ認定)は、顧客のニーズに対応したソフトウェアの開発、およびシステムインテグレーション、ネットワークインテグレーションサービスなど、下流のネットワーク事業から上流のアプリケーション開発までを行う『ワンストップソリューション』を、大手企業だけでなく、商品/サービスの低価格化、スピード化を図り中堅規模の企業もターゲットに提供しています。(URL: (リンク ») )
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