日本コムシスは2月13日、同社のIP電話ソリューション「comsip(コムシップ)」を富士ビジネスに導入し、無線LANネットワークによるフリーアドレス環境を構築したことを発表した。
富士ビジネスはオフィス移転にともない、comsip導入を決定。日本コムシスは、オフィスの景観を損なわず、安定した通信環境を維持できるアクセスポイントの構築のために、無線LANの電波環境調査「サイトサーベイ」サービスを実施し、アクセスポイントの配置を決めた。
サイトサーベイは、無線LANの電波環境調査や、周波数分析装置を利用た外部要因調査などを実施し、最適な環境での無線LAN構築を可能にする。
具体的には、無線LANネットワークを構築する前に、擬似アンテナを立てて試験的にオフィス内のネットワーク環境を測定する。社内レイアウトを変更したり、新たな什器を設置する場合などにも、事前にその変化に合わせた電波環境を測定することができる。