DALが開発・提供する「ACMS B2B」は、B2B環境の構築に不可欠な標準プロトコルやデータ変換機能、トランザクション管理機能などを幅広く提供し、また、ERPやレガシー・システムなどの基幹システムとの連携インターフェイスが充実しているのが特長です。レガシーEDI(全銀/JCA手順など)に加えて、国内流通業界標準のJEDICOS-XMLメッセージ交換手順などebXML MS(※2)ベースの次世代EDIへの対応も積極的に進めており、中堅・中小企業から大手企業までの幅広いレンジで利用することができます。
そして、今回新たにAS2をサポートしたことで、国内取引からグローバル取引までをカバーするB2B環境を1つのサーバで構築し、統合運用することが可能となります。
インターネットを利用した企業間電子商取引が世界規模に広がるにつれて、通信プロトコル、メッセージ、ビジネス・プロセスなどを標準化し、さらに統一した電子ビジネス情報を世界規模で共有・同期する基盤を実現しようとする動きが活発になっています。
DALは、EDIを中心にデータ交換やシステム連携分野で、信頼性の高いパッケージ・ソフトウェアを自社で開発するとともに、これらを低価格で提供する国産ソフトウェア・ベンダとしてリーダーシップを確立してきました。今後も、国際標準・業界標準への対応の取り組みを積極的に継続し、各業界の業務効率化と顧客に対するサービス品質向上に貢献する、信頼性と安全性の高いシステム基盤の提供に努めます。
AS2をサポートするACMS B2B v.2.6の販売価格は200万円(税別)~で、DALのビジネス・パートナー56社を通じて販売いたします。
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◆株式会社データ・アプリケーション(DAL)について
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DALは、1992年に最初のUNIX向け製品をリリースして以来、特にEDIを中心にデータ交換やシステム連携分野において、信頼性の高いパッケージ・ソフトウェアを自社で開発するとともに、これらを低価格で提供する国産ソフトウェア・ベンダとしてリーダーシップを確立してきました。DALのソフトウェア「ACMS(Advanced Communication Management System)シリーズ」は、すでに800社2,000サイトを越える企業のミッションクリティカルなシステムで稼働しています。ACMSシリーズは、メインフレームからPCまで、プラットフォームに依存しないJavaベースで開発されており、企業情報システムと連携したB2B環境を容易に構築可能な「ACMS B2B」、システム/アプリケーション/ビジネス・プロセスを統合する「ACMS EAI」、WebEDIにおけるブラウザ操作を自動化する「ACMS WebAgent」など、約20種類の製品から構成されています。
用語解説
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※1 EDIINT AS2
(Electronic Data Interchange-Internet Integration Applicability Standard 2)
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EDIINT AS2は、インターネット上でデータ交換を安全に行なう手順として、GCI(グローバル・コマース・イニシアティブ)が世界的な流通業界の通信標準として推進している方式です。IETF(インターネット技術の標準化組織)のワーキンググループのひとつであるEDIINT により作成され、RFC4130として公開されています。ウォルマートを中心として国際レベルでの流通調達で普及が始まっており、日本でも日用品雑貨、加工食品メーカを中心に検討の機運が高まっています。
※2 ebXML MS
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ebXML メッセージサービス仕様(ebXML MS)は、インターネット上で、高速かつ安全なEDI環境を構築するための次世代EDI国際標準で、日本の小売・流通業界(JEDICOS-XML)をはじめ、電機・電子部品業界(JEITA/ECALGA)では、実証実験を経て実用化・普及段階にきています。ebXML MSは、リアルタイムのEDIメッセージングを実現、通常のファイル転送(文字情報)のほか、ファイル添付(Word/Excel/PowerPoint、PDF、CAD、画像、音声、動画など)による転送も可能です。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。