ウイングアーク、「SVF for System i」を出荷 「IBM System i」上での帳票運用を一元化、既存のシステム資産を活かし、短期構築実現

ウイングアーク1st株式会社

2007-01-16 09:30

 Form & Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下、ウイングアーク テクノロジーズ、本社:東京都港区 代表取締役社長 内野弘幸)は、オフィスコンピュータをシステム基盤とする中堅中小マーケットに対して、IBMのミッドレンジ・サーバー IBM System i によるアプリケーション環境で、本格的な帳票ソリューションを展開する帳票パック製品「SVF for System i」の標準版と拡張版の2製品を、1月16日より出荷開始することになりましたのでお知らせいたします。
 System iのユーザである中堅・中小企業様を対象に、IBMビジネスパートナー様との連携による営業展開を見込んでいます。価格は、「SVF for System i」が標準価格 1CPU / 240万円(税別)から、「SVF for System i(拡張版)」が標準価格 1CPU / 360万円(税別)からです。

 「SVF for System i」は、System i と連携し、帳票運用の一元化を実現する帳票ソリューションで、業務の効率化や生産性を高めるために、帳票開発の工数最短化や経済的で短期導入できる帳票出力機能の拡張を実現します。
 具体的には、既存システムの運用の変更を最小限抑えることにより、帳票システムの構築にかかる工数を最低限に抑えることができるだけでなく、システム稼動後の改変工数が大幅に削減されます。また、これまでの単一の帳票だけではなく、業務の用途に応じたさまざまな帳票を一元的に効率よくデザインすることが可能です。さらに、プリンタ環境のオープン化を実現し、柔軟かつ一元的な帳票印刷により、維持コストのダウンが期待できるほか、SVFの各種印刷機能(PDF出力、PDFメール送信など)を利用して必要な環境を容易に構築できます。
 とくに、これまで実現できなかった帳票システムの運用の機能拡張や、オープンプリンタへの帳票印刷を検討されるユーザ企業様にとって、既存のシステム資産を活かしつつ短期構築を可能にする帳票ソリューションとしてきわめて有効な手当てとなります。
 ウイングアーク テクノロジーズは、企業内のさまざまな業務アプリケーションからの帳票出力を統合一元化することによって、ユーザ企業様のSystem iへの移行を帳票分野から補完強化してまいります。

◆「SVF for System i」 標準価格:1CPU / 240万円(税別)~
「SVF for System i」は、ウイングアーク テクノロジーズ独自の印刷ドライバ(Java Printer Driver)を標準搭載した印刷処理エンジン機能をもちます。したがって、Windowsのプリンタドライバを使用しない事から、オープン環境においてプリンタ本来の性能を引き出した高速印刷が可能です。

【主な機能】
<スプールファイル連携>
・アプリケーションプログラム側(RPG・COBOL等)の修正が基本的に不要
・内部定義(O仕様書)を使ったRPGプログラムから作成されるスプールやQUERYにて作成されるスプールも連携可能
・OUTQの設定を変更することによりスプールへの出力完了によりPUSH型で自動連携
<帳票のレイアウト加工>
・既存のライン・カラム指定の帳票をデザイン帳票としてオーバーレイ
・既存のライン・カラム指定の帳票もそのまま使用できるよう帳票フォームを製品とともに提供
<プリンタ環境のオープン化>
・各社プリンタメーカのプリンタ記述言語に対応した帳票印刷によって、プリンタの機能を最大限に活かした出力が可能
<PDF帳票運用>
・高性能なPDF帳票出力とメールへの添付配信が可能
・PDFと連携できる他社電子帳票システムへのシステム拡張も可能

◆「SVF for System i(拡張版)」標準価格:1CPU / 360万円(税別)~
「SVF for System i 拡張版」は、標準版の機能に加えて、スプール管理機能を搭載したエンタープライズパックで、System i上で一括して帳票運用の集中管理が可能です。

【主な機能】
<スプールファイル連携>
・各プリンタへの帳票配布・増幅が設定により可能
・スプールの一元管理、帳票運用管理を実現し、System iのスプール管理(OUTQ管理)から脱却することでWebシステム・ERPシステム等へのシステム拡張にも対応
<専用プリンタドライバによるスプール印刷>
・印刷処理のパフォーマンスアップ

 製品出荷にともない、ユーザ企業様のSystem iへの移行を支援するための帳票オープン化セミナーを下記URLで案内いたしております。
  (リンク »)

なお、「SVF for System i」詳細については下記URLをご参照ください。
  (リンク »)

<「SVF for System i」の稼働環境>
※ i5/OS(R)の対応バージョンは、V5R1以上です。
※ 別途Windows(R)サーバが必要です。
※ 帳票フォームの設計には別途、帳票設計ツール「SVFX-Designer」が必要です。
※ 「SVF for System i」標準版のSVF帳票運用製品バージョンは、7.1です。

[ウイングアーク テクノロジーズについて]
「Form&Data」のウイングアーク テクノロジーズは、大手SI企業や企業の情報システム部門が取り組むシステム開発と現場業務の効率化をはかるため、「帳票、レポート、ドキュメント」の分野に特化したツール・ミドルウエア製品、サポート、導入支援、トレーニング等のサービスを提供します。とくに、情報システムに共通する「データ」のINとOUTに対して、業務に見やすい「フォーム」を使ったユーザインターフェイスによって、ソフトウエアの組み合わせによる短期システム構築と、わかりやすい業務の運用を実現しています。

・「StraForm-X」【帳票入力】業務にあるドキュメントのデータ化とWebシステム化
・「Dr.Sum EA」【データ活用】業務に蓄積されるデータの高速な集計分析と可視化
・「SVF」【帳票出力】基幹系帳票システムの統合・共通化、帳票運用の効率的な一元化

[帳票開発ツール「Super Visual Formade(SVF)」について]
SVFは、業務システムの再構築で課題となる帳票分野のシステム開発を短期構築します。とくに、固有の帳票デザインで運用される請求書や伝票、発注書、 見積書や給与明細、出荷指図書や検品ラベルなど、業務に必要なあらゆる帳票 を劇的な工数で設計開発することができます。電子化した帳票は、SVFによる 総合帳票基盤の上で、大量出力・Webからのクライアント印刷・PDF・メール・ FAXなど、業務の用途にあった運用を早期に実現できます。製造、流通、金融、サービスなどの各業態、大手上場企業や官公庁、大手SI企業などおよそ13,000社(2005年10月現在)に導入実績があり、サーバライセンス数で約43,200サーバを出荷します。

[会社概要]
社名:ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
代表取締役社長:内野 弘幸
設立:2004年3月
資本金:1億円
売上高:62億円(2006年2月期)
従業員数:116名(2006年2月現在)
事業内容:帳票・レポート・ドキュメントの分野におけるソフトウエア製品の開発、販売、導入支援、保守サービスの提供。
URL: (リンク »)

<製品に関するお問合せ先>
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
〒108-0075 東京都港区港南1-8-15 Wビル14F
TEL:03-6710-1700  FAX:03-6710-1701  
E-mail:tsales@wingarc.co.jp

※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。
※IBM、System i、i5/OSは、IBM Corporationの商標または登録商標です。
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