平成19年6月6日
サイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社
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サイボウズ・メディアアンドテクノロジー、
「アジアの企業戦略分析シリーズ シャープ編」を販売開始
~スパイラル戦略に見る競争力分析~
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■■ 要約 ■■
インターネットビジネスの総合シンクタンクであるサイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社(代表取締役 土屋 継 東京都港区)は、株式会社ROA Groupが提供する調査レポート「アジアの企業戦略分析シリーズ シャープ編」の販売を開始しました。
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■■ 資料概要 ■■
●圧倒的なブランド力を誇るシャープの経営構造、企業精神を探るレポート!
【エグゼクティブサマリー】
本シリーズはアジアの注目すべきIT、通信関連企業を1社ずつ選定し、その戦略を多角的に検証するレポートです。
日本企業の第1弾は、日本を代表する製造メーカー大手のシャープ株式会社です。2000年当初の日本の景気低迷の中、同社は液晶技術を武器に市場を席巻し、大手家電メーカーやエレクトロニクス企業が業績低迷に喘ぐ中で驚異の二桁成長率を実現し、そのままの勢いで現在に至っています。その同社の成功は日本IT市場の大きな「謎」だと語り継がれる一方、デバイス市場で展開する同社のしたたかな戦略には、そういう世迷言を一掃するだけの明らかなヒントが垣間見えます。例えば以下の点です。
・アイデア性の高いユニークなデバイスを市場投入
・分散型生産が定着する家電業界において国内に一貫生産型の巨大工場を建設
・モノづくりにこだわる技術力
これらのポイントは、しかしながらシャープという一風変わった日本企業を詳細に分析すれば、すべて合点がいくことです。アイデア性の高いユニークなデバイスを市場に投入できるのは、製造メーカーでありながら消費者の近い位置で市場を的確に把握する同社の姿勢がうかがえ、そのアイデアを実現するための組織横断的なチームワーク(スパイラル戦略)の存在が挙げられます。国内に巨大な亀山工場を建設したのも、大型液晶パネルという特殊なデバイスをいち早く製品化して市場投入しつつ、一方で生産ライン管理の簡素化や知的財産保護の点からも最善の方法であることに気が付きます。しかも、液晶から一貫生産でTV製品まで作り上げてしまうことで、「亀山モデル」というブランドの副産物まで手に入れました。モノづくりにこだわるその技術力は、それを可能にしている同社のオンリーワンを目指す社風と組織体制に寄与するところが非常に大きいです。
まさにこれらの特色を考慮すると、シャープという企業のユニークさは同社が目指す「オンリーワン企業」の理念に合致しているように思えます。だからこそ、競合他社の業績が振るわない中、売り上げの驚異的な伸びもさることながら、その確実な純利益増が戦略の成功を物語っているといえます。
ただし、シャープの中・長期的な将来性はどうでしょうか。液晶が最大のコアコンピタンスである同社にとって、FPD市場という巨大な海原に製品を投入し続けることだけが戦略であるならば、あまりにも市場頼みと言わねばなりません。技術革新が目覚ましいFPD市場が、向こう10年間も液晶TVをキラー製品として受け入れてくれるかどうかは不確定要素と言わざるを得ません。同社の次世代戦略こそが、今後の持続可能な成長の鍵となるでしょう。
■■ 資料目次 ■■
1.エグゼクティブサマリー
1-1 レポートガイドライン
1-2 評価基準
1-3 分析方法
2. 基本情報
2-1 一般情報
2-2 主要事業及び商品構成
2-3 組織図
2-4 国内・国外の子会社
2-4-1 国内の子会社
2-4-2 国外の子会社
2-5 モノづくりの企業理念と企業風土
3. 財務現況の分析
3-1 売上高及び利益の推移
3-2 設備投資及び研究開発費
3-3 主要事業部門別の収益分析
3-4 海外部門の収益分析
3-4-1 海外部門の収益分析
3-4-2 海外部門の売上高分析
3-5 収益性の分析
3-6 株主構成
4. 製品/サービスのポートフォリオ分析
4-1 市場の発展度別成長戦略マップへの個別事業のプロット
4-2 BCGマトリクスにみる液晶事業への集中戦略
4-3 差別化に徹底する商品戦略ポジショニング
4-4 アンゾフマトリクスにみる移行戦略
5. コアコンピタンス分析
5-1 コアコンピタンスの全体像
5-2 技術開発特化型の人事制度
5-3 スパイラル戦略
5-4 垂直統合型 - 亀山工場
5-5 ブランド維持のための知的財産戦略
5-6 お客様第一主義とグローバルSCM
6. SWOT分析
6-1 外部競争要因
6-2 IFAS/EFAS
(Internal Factors Analysis Summary/
External Factors Analysis Summary)
6-2-1 IFAS
6-2-2 EFAS
6-3 TOWSマトリクス
6-4 戦略ポジショニング
7. 最終分析
7-1 シャープの分析評価
■■ 表目次 ■■
[表1] シャープ商品開発史
[表2] 事業別の商品構成マトリクスの分類体系
[表3] シャープの事業別商品構成マトリクス
[表4] 近年の組織改編動向
[表5] 国内連結対象子会社の一覧
[表6] 国外連結対象子会社の一覧
[表7] シャープの収益性
[表8] シャープの2007年度業績見通し
[表9] 市場発展度別成長戦略マップ
[表10] 主力製品
[表11] SWOT分析-IFAS
[表12] SWOT分析-EFAS
[表13] TOWSマトリクス
[表14] 戦略ポジショニング
■■ 図目次 ■■
[図1] 企業評価シート
[図2] 企業分析方法概念図
[図3] シャープ株式会社亀山工場写真
[図4] シャープ組織図
[図5] 国内連結対象子会社の所在場所
[図6] 国外連結対象子会社の所在場所
[図7] 経営理念の概念図
[図8] 売上高および純利益の推移
[図9] 設備投資と研究開発費の推移
[図10] 部門別収益の推移
[図11] 海外地域別売上比率(2006年度
[図12] 部門別海外売上高の推移
[図13] シャープの株主構成
[図14] 市場の成長性と現段階
[図15] BCGマトリクス図
[図16] シャープの戦略ポジショニングマップ
[図17] シャープのアンゾフマトリクス
[図18] コアコンピタンスの全体像
[図19] オンリーワン商品を生み出す組織制度
[図20] スパイラル戦略概念図
[図21] スパイラル戦略上の商品マッピング
[図22] シャープの垂直統合型一貫生産
[図23] 知財権戦略概念図
[図24] CS戦略およびSCM戦略
[図25] 5つの競争要因
[図26] シャープの最終企業評価
■■ 概要 ■■
資 料 名:アジアの企業戦略分析シリーズ シャープ編
~スパイラル戦略に見る競争力分析~
発 刊 日:2007年5月
発 行:株式会社ROA Group
調査・制作:株式会社ROA Group
販 売:サイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社
判 型:A4カラーコピー印刷・ページ数:49頁
価 格:
■ハードコピー版
73,500円(税抜70,000円+消費税3,500円)別途送料500円
■CD-ROM(PDF)版
73,500円(税抜70,000円+消費税3,500円)別途送料500円
■ハードコピー+CD-ROM(PDF)版
76,650円(税抜73,000円+消費税3,650円)別途送料500円
【詳細URL: (リンク ») 】
【お申し込み方法】
TEL・FAX・e-mailのいずれかにて住所・お名前・e-mail・電話番号・会社名を明記の上お申し込みください。
また、上記URLよりお申し込みページへリンクしておりますので、そちらのフォームでのお申し込みも可能となっております。
■■ サイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社 ■■
・設 立 :1995年10月
・資 本 金:257,916,250円
・代 表 者:代表取締役 土屋 継
・U R L: (リンク »)
・連 絡 先:〒107-0052
東京都港区赤坂1-5-11新虎ノ門ビル9F
TEL:03-3560-1368 / FAX:03-3560-1330
info@ns-research.jp
■■ この件に関するお問い合わせ ■■
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