「JTAVISマイクロ・サーバ」には、MKIが予てより販売しているRF Code社の「SPIDER Vリーダ」用RFIDミドルウェア「JTAVISコンセントレータ」が搭載されており、タグデータの収集やフィルタリング、SPIDER Vリーダの制御や監視ができます。また、制御プログラムや通信プログラムなどのアプリケーションの搭載も可能で、個人認証を伴うドアの開閉やエレベータの呼び出し、信号灯の制御など、タグの情報をトリガーとして外部の制御機器との連携処理や、また、既存ネットワークのない場所では、携帯電話網を利用して遠隔サーバへデータ送信ができます。
「JTAVISマイクロ・サーバ」を活用したソリューション例:
①ネットワーク・インフラが未整備のエリアにおけるアクティブRFID展開
JTAVISマイクロ・サーバに装備されているPCカードスロットにPHSカードやW-CDMAカード、CDMA2000カード、無線LANカード等を装着することにより、既設ネットワーク・インフラがない環境において、ワイヤレス通信基盤をバックボーンとしたユビキタスなRFIDプラットフォームを実現することができます。
②設備系システムの制御
JTAVISマイクロ・サーバの無電圧型デジタルI/OやRS232Cインタフェースを介して、タグの受信データをトリガーとした警報装置や監視カメラ、タイムレコーダ、自動ドア等と連携した制御ソリューションを実現できます。
③車両等の移動体への搭載
システム・ブート並びにファイル・システムに振動に強いフラッシュメモリを利用しているので、車両等の移動体にサーバを搭載できます。移動しながら周囲に散在するタグを検知し、タグ情報をリアルタイムに遠隔システムへ送信することが可能です。
さらなる応用ソリューションとして、MKIが2006年より販売している「SPIDER V PCカードリーダ」を「JTAVISマイクロ・サーバ」のPCカードスロットに装着することにより、1ボックスでアクティブRFIDリーダとアプリケーション・サーバを実現することができます。システム設置の際に、省スペースが要求される場合等に活用が期待されるソリューションです。
MKIでは、初年度で300セットの販売(売上6千万円)を目標としており、併せて、本製品上のアプリケーションの受託開発業務も見込んでいます。
JTAVISマイクロ・サーバご紹介サイト: (リンク »)
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用語解説
【三井情報株式会社について】
三井情報株式会社は、ネクストコム株式会社と三井情報開発株式会社が 2007年4月1日をもって合併し誕生しました。システムインテグレーション、ボイスネットワークインテグレーション、データネットワークインテグレーションを主軸に、インフラからアプリケーションにわたり、コンサルティングから構築、運用・保守に至るまでシームレスなICTサービスをご提供します。お客様からの要求に常に応えることのできる企業を目指し、拡大する市場を積極的に取り込みながら成長・進化してまいります。
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