~次世代インターネットデータセンターに関わる研究開発を強化~
株式会社ビットアイル(代表取締役社長兼CEO:寺田航平 本社:東京都港区 以下ビットアイル)は、次世代のインターネットデータセンター(以下iDC)に関する研究開発を行う専門組織として「ビットアイル総合研究所」を来る2011年8月1日に設立することを発表します。
ビットアイルでは、これまでも、データセンターの空調設備の徹底した効率化・省電力化を実現するための研究開発を行っており、その成果として、文京データセンターにおけるCO2排出を従来比約20%削減した「コールドアイルチャンバー」方式の導入に至っております。また、クラウドコンピューティングに関しても海外の技術をいち早く検証した上で、自社クラウドコンピューティングサービス群「Cloud ISLE」を開発・提供するなど、先進技術への取り組みとサービスへの適用を継続的に行なってまいりました。
一方で、iDCは社会インフラの一部として重要度が増しており、今後の更なるIT活用とネットワーク利用の拡大が見込まれる中、改めて、より一層の研究開発強化とスピードアップが社会的なインフラを支える事業者として必要不可欠であるとの課題認識を持つに至りました。
ビットアイルは、この課題へ徹底的に取り組むため、2011年2月1日より「R&D準備室」を組織し、いくつかの先行プロジェクトに着手しておりましたが、今後さらに複数のプロジェクト開始が決定したため、活動を本格化させるべく、「ビットアイル総合研究所」として研究・開発の専門組織を設立することとなりました。
「ビットアイル総合研究所」は、データセンターやクラウドを中心としたITインフラに関連するファシリティ、ハードウェア、ソフトウェアなどの最新技術を調査、研究、開発することで、今後の技術進歩や新たなビジネスモデルに対応しながら、社会インフラであるiDCの健全な発展に貢献することをミッションとします。
研究・開発活動は、以下の3つを軸に推進します。
(1)データセンターファシリティおよびIT機器・ソフトウェアに関連する技術調査
(2)次世代iDC建設・構築に関連する研究開発
(3)新規事業分野および既存事業分野における次世代サービス開発を目的とした研究開発
現時点で実施もしくは実施想定されている研究開発テーマは、以下のとおりです。
・次世代クラウドコンピューティング基盤
・次世代iDCデザイン(ファシリティおよびIT機器)
・データセンターファシリティの省電力化
・サーバ等IT機器の省電力化
個々の研究開発テーマに関するプロジェクトは、①ビットアイルでの単体実施、②ビットアイルグループ会社との共同実施、③外部企業や研究機関・組織との共同実施、を予定しています。
「ビットアイル総合研究所」は、研究開発の成果とビットアイルがこれまで培ってきたデータセンター事業ノウハウをもとに、新しいデータセンター建設・構築・運用ならびに事業化について、外部企業や自治体などへのコンサルティングも行っていく予定です。
なお、「ビットアイル総合研究所」は、ビットアイルの組織内研究所として設立され、活動拠点はビットアイル本社オフィスを予定しています。
以上
【株式会社ビットアイル会社概要】
株式会社ビットアイルは、①インターネットデータセンター(iDC)の運営等を行うiDC サービス、②ハードウェアからソフトウェアまでの運用サービス、監視サービス、セキュリティサービス、レンタルサービス等を提供するマネージドサービス、③システムインテグレーションサービス、エンジニアリングサービス等を提供するソリューションサービスという3つのサービスにより、顧客のニーズに合致したあらゆるIT サービスを、ワンストップ(顧客のストレスを最小化)で、可能な限り月額課金化(顧客が利用しやすいサービス形態)して提供する「総合ITアウトソーシング」事業を展開しています。
社名 : 株式会社ビットアイル(JASDAQ:3811)(英文表記:Bit-isle Inc.)
所在地 : 東京都港区東新橋1-9-2
設立 : 2000年6月
資本金 : 27億2,496万円(2011年1月31日現在)
代表者 : 代表取締役社長兼CEO 寺田 航平
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TEL: 03-6252-3522
e-mail: ir@bit-isle.co.jp
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TEL: 03-6252-3524
e-mail: pr@bit-isle.co.jp
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