今回検証を行ったソリューションの構成
「Google Cloud VMware Engine」
「NetApp Cloud Volumes ONTAP」
「Veeam Disaster Recovery Orchestrator」
一般的に、仮想環境で運用しているアプリケーションをパブリッククラウド上に移行する際は、アプリケーションの設定変更などが煩雑です。また、オンプレミスのバックアップ/リカバリ環境を構築する場合、データの保管先に他のオンプレミス環境を選択するケースが多くみられ、クラウドの利用はまだ多くありません。その結果、利用開始までの期間が長くなり、ビジネス変革のスピードに合った迅速なインフラの準備ができません。
これに対して、今回検証したソリューションを利用すると、以下のようなメリットを期待できます。
● オンプレミスからのデータ複製を効率よく行えるため、回線帯域が太くなくても短時間でデータ移行を終えられる
● オンプレミスの仮想環境を丸ごと Google Cloud に移行できるため、アプリケーションをすぐに起動できる
● 災害対策としてクラウド上のVMware as a Serviceを利用する際に、Cloud Volumes ONTAPをデータストア領域に利用できるため、使用する物理サーバーの台数を抑制できる
● 災害からの復旧においては、直近1時間前の状態を最短1時間で復旧し、サービスを再開できる
● 本ソリューションで Google Cloud に移行した後、Google Cloud 上の先進的なSaaS、PaaSを簡単な操作で利用できるため、ユーザがオンデマンドで必要な機能を利用し、フレキシブルにビジネスへの活用ができる
【各社様エンドースメント】
グーグル・クラウド・ジャパン合同会社 上級執行役員 パートナー事業本部 石積 尚幸 様
「VMware vSphere® 環境で多く利用されている ISV ソリューションを提供するネットアップ合同会社による、オンプレミス環境と Google Cloud VMware Engine(GCVE)のハイブリッド クラウド環境でのデータ連携、VM のバックアップからレプリケーションまでを実際のユースケースを見据えた検証によりその有効性が実証されたことを嬉しく思います。今後、共通する販売パートナーを通してお客様へ訴求していけることを期待しています」
ヴィーム・ソフトウェア株式会社 執行役員社長 古舘 正清 様
「グローバルなクラウド戦略で業界をリードするネットアップ、グーグル・クラウド・ジャパンと共同検証を経て、新たなクラウドソリューションを提供できることを大変光栄に思います。このソリューションにより、企業がハイブリッド・クラウド・アーキテクチャを導入する際の信頼性と柔軟性をより高めることができ、これまで企業データセンターで負担となっていたクラウド環境構築を効率化し、事業成長の一助になればと願っております。Veeamは両社とともに提供する本ソリューションを通して、お客様のデータファブリック構築における強力かつシンプルな先進的データ保護を実現します。これによりお客様が、データのもたらす力を統合・管理・活用して高い価値創出ができるよう、支援してまいります」
以上
ネットアップについて
ネットアップはグローバルなクラウド戦略で業界をリードする、Data-Centricなソフトウェア企業です。デジタルトランスフォーメーションが加速する時代において、データを活用してビジネスをリードする企業や組織を支援します。クラウドでの開発、クラウドへの移行、オンプレミスでの独自のクラウドレベルの環境構築など、データセンターからクラウドまでのアプリケーションを最適な状態で実行できるシステム、ソフトウェア、クラウド サービスを提供しています。ネットアップは、多様な環境にわたって機能するソリューションを通じて、企業や組織が独自のデータファブリックを構築し、いつでもどこでも、必要なデータ、サービス、アプリケーションを適切なユーザに安全に提供できるようにしています。詳細については、www.netapp.com/ja をご覧ください。ネットアップ合同会社はネットアップの日本法人です。
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