IBMとノーテルが製品開発センターを共同設立へ--新型ブレードサーバの開発で協力

CNET News.com Staff

2005-05-23 19:44

 IBMは米国時間20日、カナダの大手通信機器メーカーNortel Networksと共同で製品開発センターを設立すると発表した。同センターではまず、新型ブレードサーバの開発に取り組む。

 IBMとNortel Networksの両社は、互いの専門知識を生かし、新製品/サービス設計やコスト削減の促進を目指すことで合意した。両社は今回の合意に基づき、ノースカロライナ州のリサーチトライアングルパークに製品開発センターを建設する。

 IBMとNortelの提携に先駆け、Hewlett-PackardとCisco Networksも2005年1月にブレードサーバアーキテクチャに関する同様の提携を行っている。ブレードサーバとは、1つの筐体に複数の薄型サーバを並べて差し込んだもので、各サーバはネットワーキングや電源部品を共有している。

 これまでブレードサーバは主に、コンピューティングに関する専門知識を持つ大手企業が好んで利用してきたが、IBMは先週初め、今後は小規模企業にもブレードサーバの利用を促していく方針であることを明らかにした。

 IBMとNortelによると、新センターには両社から社員が派遣されるという。同センターでは、IBMの持つサーバに関するノウハウとNortelの持つ通信事業者ならではの専門知識を組み合わせた新しいタイプのブレードサーバが開発されるという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    セキュリティ対策で注目の「OSINT」、自組織の防御に役立つ基礎知識と活用方法を解説

  2. セキュリティ

    攻撃者は侵入ではなく“ログイン”する、エンドポイントとアイデンティティセキュリティを連携すべき理由

  3. モバイル

    目前の「Windows 10」サポート終了、「Windows 11」への移行負担を解消する最適解とは

  4. セキュリティ

    こんなにあった!従来型SIEMが抱える課題──次世代SIEMに必須の“8つの要件”とは?

  5. ビジネスアプリケーション

    データリーダーが知っておくべき、AI活用の投資対効果を高める「実効性のある戦略策定」の進め方

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]