ゼンリンデータコムは8月22日、チラシなどに使用するデフォルメ地図(略地図)を数分間で作成できるソフト「AREACUTTER(エリアカッター)」を、8月19日より法人向けにASP形式で販売すると発表した。
エリアカッターはインターネットを介し、同社の専用サーバに蓄積された全国の地図データを閲覧、任意のエリアの地図を切り抜いて、特殊機能を使いデフォルメ地図を作成できるパソコン用ソフト。作成したデフォルメ地図には印刷許諾が付帯しているため、使用に関して特別な手続きが必要ない。また、SVGをはじめとした多様なファイル形式で保存することもでき、追加加工も可能だ。
料金体系は、初期費用が1IDあたり3万円(2年間有効)。これに200カット(地図を切り抜いた回数)までの使用料が18万円、500カットまでが42万5,000円など、カット数による使用料金が加算される。同社では大日本印刷において「AREACUTTER」の自社利用および販売を行い、3年後に年間5億円の売上を目指す。