規模拡大のメリットを享受--ITホールディングス、大手SIerソランにTOB

田中好伸(編集部) 2009年11月10日 21時18分

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 東証一部上場のITホールディングスは11月10日、同じく東証一部に上場する大手システムインテグレーター(SIer)のソランの株式公開買い付け(TOB)を実施することを発表した。価格は1株あたり790円、11月10日終値の455円に73.63%のプレミアムが加えられている。

 ITホールディングスは、TOBでソランの完全子会社化を目的にする。ソランの大株主で代表取締役会長の北川淳治氏(持ち株比率7.91%)と代表取締役社長の千年正樹氏(同7.87%)は、今回のTOBに賛同している。TOBが成立すれば、ソランは上場廃止となる見込みだ。

 ソランが所有する自己株式を除いた全株式2600万株を買い付ける。金額は206億円。TOBの期間は11月13日〜12月15日を予定している。

 短期的には事業の相互補完とリスク分散の効果が見込まれるとともに、中期的に両社の技術やノウハウの相乗効果を狙うことができ、規模拡大のメリットを享受できるとして、今回の買収に至ったとしている。

 ITホールディングスは2009年4月から3年間の中期経営計画「ITEvolution2011」をスタートさせており、その中で、既存事業の拡大、強化、海外事業の展開や新規事業の推進、業務の効率化とコスト削減を重点戦略としており、今回の買収も中期経営計画に沿ったものとしている。

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