1stホールディングスが内野社長によるMBOで上場廃止へ

ZDNET Japan Staff

2013-04-05 19:31

 1stホールディングスは4月5日、同日開催の取締役会で、マネジメントバイアウト(MBO)の一環として実施される、モノリスホールディングスによる同社普通株式と新株予約権に対する公開買い付け(TOB)の実施について、賛同すると発表した。

 また、1stホールディングスの株主と新株予約権のうち、一部の保有者に対して今回のTOBへの応募を推奨することを決議したことも併せて明らかにしている。

 なお、1stホールディングスの取締役会決議は、モノリスホールディングスがTOBとその後の一連の手続を経て、1stホールディングスを完全子会社化することを意図していること、1stホールディングスの株式の上場が廃止されることを前提に行われたものであることも伝えている。

 モノリスホールディングスは1stホールディングスの株式を取得、保有し、TOB後に同社の事業活動を支配し、管理することを主たる事業の内容として、2012年11月15日に設立されたとする。代表取締役は1stホールディングスの社長でもある内野弘幸氏。内野氏は、モノリスホールディングスの議決権の100%を保有している。

 1stホールディングスは2010年12月1日に東証第二部に上場した。

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