Jive Softwareは、自社の存続を目指して、より大きな力、つまり資金が豊富でバランスシートも良好な企業に助けを求めている可能性がある。
Re/codeの米国時間3月11日の記事によると、ソーシャルビジネス関連ソフトウェアメーカーのJiveは、技術系に特化した投資会社Qatalyst Partnersを通じて買い手を探しているという。
この記事は、JiveがOracle、SAP、Workdayに合併を持ちかけたが、どこも関心を示さなかったと報じた。
売却先候補としてRe/codeが挙げた企業のほかに、Cisco Systemsが関心を持っているとのうわさがあることを、米ZDNetは把握している。この場合、JiveがCiscoのどの部門に適するのかは不明だが、コラボレーション事業で「Cisco WebEx」チームと協力することになりそうだ。
Jiveに関しては、以前から要注意の兆候が出ていた。
決算報告は四半期を追うごとに悪化しており、大半のアプリケーションにソーシャル機能が組み込まれている昨今、Jiveのポートフォリオが自力で持ちこたえられるかどうかをめぐって憶測が飛び交っている。
言うまでもなく、Jiveはまた、同様に大企業をターゲットとするsalesforce.com、TIBCO Software、Microsoftの「Yammer」などとの競争も強いられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。