京都産業大学が、学内の全エリアに学生が安定した無線LAN接続を利用できる環境を整備した。環境構築で利用されたアクセスポイント「ACERA」を提供するフルノシステムズが7月19日に発表した。
京都産業大学は、2018年4月に「情報理工学部」を新設する。これまで段階的に無線LAN接続環境を整備し、今回は第12期施設整備計画として、将来的に端末5万台のアクセスを可能とするWi-Fi環境を構築した。
学内施設でのWi-Fi活用と設置されたACERA1020
ネットワーク構成図
現在はキャンパス全体で774台のアクセスポイントが稼働しているが、2014年第9期の整備計画では、BYOD(私物端末の利用)の対応するため、1人2台で全学生の約1万3000人(想定2万6000台)に対応できるように計画が立てられた。その後、さらに安全をはかるため、約2倍の5万台を目標に無線LANの整備拡張を実施してきた。