かつては世界最大のPCメーカーだったHPが、2025会計年度末までに4000~6000人を削減する計画を発表した。不透明感が増す経済情勢を受け、数千人規模の人員削減を実施するハイテク企業が相次いでおり、同社もそれに続くことになった。
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同社は、四半期売上高が前年同期比で11%減少したこととともに、この人員削減を発表した。業界調査企業であるIDCやGartnerは10月に、コンピューターの需要が過去20年で最も急激に落ち込んでいることを警告していた。
HPなどのPCメーカーは、コロナ禍に学校や仕事で使用する家庭用コンピューターをアップグレードする人が増え、需要が急増した後のこの状況に特に打撃を受けているようだ。その傾向に逆らう唯一の例外がAppleで、高い期待を寄せられていた新しいノートPCやタブレットの発売などに支えられ、史上最高の売上高を記録し続けている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。