「社内のITをプライベート・クラウド化したが、予想していたほど効果があがらない」・・・
企業においてクラウド・コンピューティングの導入が本格化し、実用例が増加するにつれて、このような悩みを耳にすることが多くなってきています。クラウド化に向けては、一般的にアーキテクチャにフォーカスしがちですが、実は運用プロセスにおいても従来とはまったく違う発想で取り組んでいく必要があります。
そうしたカルチャー・チェンジがなぜ必要なのか。どのようにカルチャー・チェンジしていけばよいのか。
これまで数多くの企業のクラウド化をサポートしてきたEMCが、独自の視点で解説します。
■クラウドの登場は、20年に1度のパラダイム・シフト■
クラウド・コンピューティングの登場によって、ITの世界は、まさに20年に1度のパラダイム・シフトを迎えようとしています。このクラウド・コンピューティングを語る切り口にはさまざまありますが、ここでは全体最適をキーワードに考えてみます。
全体最適という概念は、クラウド・コンピューティングという概念が出てくる以前から存在しているものです。IT全体として、いかに低いコストで、いかにビジネス貢献度の高いものにしていくか、それが全体最適です。つまり、全体最適とは、IT部門が存在する限り永遠に背負っていく課題であり、目標に他なりません。
■今後20年は、全体最適=プライベート・クラウド■
そこでI T の歴史を振り返ってみますと、1990年ごろまでは、メインフレームでITを統合することが、全体最適を実現するための正しいアプローチでした。その後の20年は、逆にメインフレームは否定され、オープン化や分散化によりダウンサイジングを図って部分最適を追求することで全体最適を目指してきました。しかし、現状はシステムが垂直分業型に硬直化してしまい、効率化どころかビジネスのニーズに合わせて迅速にアプリケーションを変更するのも難しいという課題に直面しています。
そして今、最先端のインターネット技術や仮想化技術を整理・集約し、クラウド・コンピューティングという20年に1度の新たなコンセプトが登場しました。プライベート・クラウドは、全社のITリソースを"必要なときに、必要なだけ、すぐに使える"環境にして、コストの削減と俊敏性の向上を実現します。これはまさしく全体最適です。つまり、今後20年は、全体最適を追求すること=プライベート・クラウドを追求することといっても過言ではないのです。
ここで1つ留意しなければいけないことは、パブリック・クラウドは、必ずしも全体最適とイコールではない、ということです。パブリック・クラウドは、あくまで全体最適を目指すうえでの選択肢の1つでしかありません。パブリック・クラウドに適した領域で活用すれば全体最適が進む場合もありますが、選択を間違えると「コストは削減できたが、ビジネスに支障をきたすようになった」ということも可能性としてはありえるわけです。
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2012-10-31

