PTP-IP

用語の解説

PTP-IPとは

(ピーティーピーアイピー,PTP/IP,)
PTP-IPとは、デジタル画像を転送するためのプロトコルであるPTP(Picture Transfer Protocol)の拡張仕様で、無線LANを通じた画像データの転送を実現する規格のことである。
PTP-IPではISO標準規格にもなっているPTPの基本的な機能を保ちつつ、無線での利用を可能にした規格であるといえる。 無線を利用するために配線の必要はなく、複数のデジタル機器を同時に接続することも可能となっている。 またPTPは対応機器同士ではデバイスドライバなどを必要としないので、接続設定など行う必要がなく、データの転送を非常に簡単に行うことができる。 有限責任中間法人カメラ映像機器工業会(CIPA)によれば、規格の正式名称は「PTP-IP」とハイフンによってつなげられるが、TCP/IPの表記のようにスラッシュを用いる「PTP/IP」の表記も一般的に用いられている。

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