Penryn

用語の解説

Penrynとは

(ペンリン)
Penrynとは、Intelが開発している、45nm(ナノメートル)プロセスのマイクロプロセッサ(CPU)の開発コード名である。
2007年8月に年内リリースの予定が発表された。 Penrynの基本設計(アーキテクチャ)は、従来のIntel Core Duoなどと同じ「Coreマイクロアーキテクチャ」が採用されている。 ただし従来のIntelのCPUが65nmプロセスで製造されていた。 Penrynでは新たに45nmプロセスで製造されるため、より一層、ダイのサイズ縮小や集積密度の向上などを図ることができるようになっている。 集積密度65nm版の2倍にも達するとされる。 また、High-kゲート絶縁膜やメタルゲートといった新しい材料の採用により、リーク電流の削減、省電効率の向上、クロック周波数の高速化なども実現されているといわれている。 Penrynはマルチコアプロセッサであり、デュアルコアやクアッドコアの製品が用意される。 またデスクトップ版やモバイル版など、スペックなどによって複数種類の異なる製品が用意される。 2007年9月時点では、Penrynの次の世代のCPUとして、新規のアーキテクチャで開発される45nmプロセスのCPU「Nehalem」(開発コード名)の存在も発表されている。

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