ポッドスラーピング

用語の解説

ポッドスラーピングとは

(Podslurping)
ポッドスラーピングとは、iPodや、iPodのような小型ポータブルオーディオプレイヤーを、コンピュータに直接に接続してそのデータを盗み出す行為のことである。
小型ポータブルオーディオプレイヤーは、パソコンからデータをダウンロードして保存できる。 ほとんどの場合は音楽データファイルがダウンロードされ、ポッドキャスティングなどの形態で楽しまれる。 ただ小型ポータブルオーディオプレイヤーは文書データなどを保存することもできる。 再生ができないだけで、外部記憶装置としての性格を十分に果たすことができる。 小型ポータブルオーディオプレイヤーのサイズは小型化が進み、逆に記憶可能なデータ容量は肥大化し続けている。 そのためポッドスラーピング行為は日に日に容易になっている。 サイズが小さい上、音楽ファイルのダウンロードは普通に行なわれることなので、パソコンの前に座って接続している姿を見ても不審には見えない。 また記憶容量が大きいので、大容量の情報でも一気にかすめ取ることができてしまう。 そして、ちょっとしたプログラムを仕込むだけで、セキュリティに守られた機密情報もダウンロードして取り込むことが可能となってしまう。 「スラーピング」(slurping)とは「一気飲み」という意味である。 ポッドスラーピングを行なえば、現在販売されているiPodで中小企業の数年分の事業データくらいは数分足らずの間に完全に盗み去ることができるという。 ポッドスラーピングは、企業や公的機関にとってもセキュリティ上の深刻なリスクとなる可能性があるとして、警鐘が鳴らされ始めている。

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