リアルモード

用語の解説

リアルモードとは

(リアルモード)

■リアルモード:x86

 Intel x86プロセッサのデフォルトの動作モード。

プロテクトモードを持つ286以上のプロセッサも、電源投入時はこのリアルモードで起動する。 リアルモードは8086相当の機能を実現するモードで、286以上のプロセッサであっても、リアルモードでは1Mbytesのメモリ空間しかアクセスできず、メモリ保護機構も機能しない。

■リアルモード:Windows

 Ver.2.xまでのWindowsは、Intel 8088プロセッサ(またその互換モードである286以上のプロセッサのリアルモード)を前提に動作するようになっていた。 Windows Ver.2.xの後に発表されたWindows Ver.3.0では、286プロセッサのプロテクトモードを利用するスタンダードモード、これに加え386プロセッサの仮想メモリ機構を利用するエンハンスドモードが追加されたが、Ver.2.xとの互換性のために、8088システムでも実行可能なモードがリアルモードとして残された。 ただしWindowsのリアルモードは、Windows Ver.3.1ではサポートから外された。

用語解説出典   powered by. アスキーデジタル用語辞典

CNET Japan

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]