踏み台

用語の解説

踏み台とは

(フミダイ,springboard,)
踏み台とは、コンピュータに不正行為を行うための中継点として利用されているコンピュータのことである。
踏み台は、その所有者の知らないうちにクラッカーによって操作され、他のコンピュータに対する不正アクセスや、迷惑メールの送信などを行うために利用される。 不正行為そのものは踏み台によって行われ、攻撃を受けたコンピュータのアクセスログなどには踏み台によるアクセスの記録しか残らない。 このため、実際に不正行為を企図しているクラッカーのは身元は特定されにくくなり、踏み台が攻撃者であると偽装することができる。 複数の踏み台を経由することで、クラッカーの身元はさらに特定されにくくなる。 踏み台として利用されたコンピュータの所有者は、不正アクセスの痕跡から犯人であることを疑われたり、結果として犯罪行為の幇助を行ったとみなされたり、不正侵入を許してしまうセキュリティの不備や管理の不備を問われたりする可能性もある。 踏み台のうち、コンピュータウィルスへの感染などによって、クラッカーからの攻撃命令を待つ状態に陥ったコンピュータは、ゾンビマシンやボットなどと呼ばれることもある。

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