製品概要
OpenFrameは、既存のメインフレーム環境で運用されてきた業務やサービスを再開発することなく、UNIXプラットフォームでも運用を可能にする”リホストソリューション”です。
OpenFrameを導入することで、メインフレームで使っていたアプリケーションやサービスのインタフェース機能を、UNIXシステムで使用することができます。
特徴
メインフレームのリホスト・マイグレーションとは、ハードウェアをメインフレームからUNIXサーバへ切り替え、ユーザアプリケーションやデータは移行(Migration)作業だけ行い、そのまま使用する手法のことをいいます。
システムをオープン環境で全面再開発するのとは違い、オンライントランザクション処理ミドルウェアとマイグレーションツールを利用し、メインフレームで培ったプログラムをUNIX上でそのまま使用することができます。
既存の資産をそのまま使用できます。たとえば、JCLはEBCDICコードからASCIIコードへ変換するだけで、オープンプラットフォームで動作することが可能です。(マクロやシェルへの書き換えは不要です。)
また、VSAMや階層型DBのIMS/DBのデータも、オープン上で使用することが可能なデータ機能を搭載しているため、RDBMSへの変更や性能の低下などの心配もありません。
メインフレームのログ管理機能やRACFなどのセキュリティ機能もOpenFrameでご提供しますので、これまでの運用ルールを継承することが可能です。