製品概要
Tmaxは、X/Open DTP標準に準拠したオンラインTPモニタです。
Peer to Peer方式のシステム構造を採用し、ミッションクリティカルな基幹システムにおいて、高い性能や信頼性を実現します。
独自のプロセス管理機能「Process on Demand」を持ち、トランザクション処理に優れています。
また、2 Phase Commitの対応、多彩な負荷調節機能を搭載しているため、安定したシステムの構築が可能です。
Tmaxは、金融系をはじめとして多くの実績があります。韓国では毎年シェアNo.1を獲得しているミドルウェアで、企業の基幹システムを支えています。
特徴
Tmaxの主な特長をご紹介します。
<分散トランザクション機能>
異機種間のデータベースにおける分散トランザクション処理(2 Phase Commit)機能によりミッションクリティカルなシステムを実現
<多彩なプロセス制御タイプのサポート>
・TCS(Tmax Control Server)
サーバ(Tmax)によるプロセス制御方式
・UCS(User Control Server)
クライアント(ユーザ側)によるプロセス制御方式
・POD(Process on Demand)
クライアントからのリクエストごとにプロセスを起動する非常駐型プロセス制御方式
<ロードバランシング機能>
データ値やシステム性能による負荷調節機能や動的負荷調節機能をサポート
<フェイルオーバ機能>
Peer to Peer方式を採用し、プロセスだけでなくH/WやS/Wの障害時のフェイルオーバ機能を搭載。
<豊富なゲートウェイ機能>
・Host-Link
メインフレームとのゲートウェイ機能。メインフレームを利用したクライアント/サーバ環境を構築可能。
・WebT
WebサーバとTmaxのゲートウェイ機能。TPモニタの機能をWebサービス環境でも利用可能にします。