リコージャパン、社内で実績のあるEラーニング環境をクラウドで提供開始

富永恭子(ロビンソン)

2011-01-11 19:53

 リコージャパンは、SaaSによるEラーニングサービス「学び維新〜eラーニング・クラウド〜」を1月21日より提供開始すると発表した。

 同サービスは、リコーグループで実践され、実際に成果の出ている改善、改革のノウハウをユーザーが抱える経営課題の解決に役立てるための「CISソリューション商品」として提供されるもの。2010年11月10日から提供が開始されている「工場維新」「オフィス維新」に続く「維新シリーズ」の新ラインアップとなる。

 学び維新では、Eラーニングのシステム環境を低コストで導入可能なSaaS形式で提供する。また、同グループで運用実績のある「コンプライアンス」や「情報セキュリティ」に関する7つのコンテンツ(教材)も同時に提供される。これにより、環境設定後、すぐに運用を開始できるとしている。

 また、ユーザーに必要なEラーニングの運用体制や、ユーザー独自のコンテンツを効果的、効率的に作成するためのポイントなどのノウハウもコンサルティングサービスとして提供するという。

 学び維新の提供価格は、初期費用が35万円、月額利用料は100ユーザー以上の場合、1ユーザーあたり370円。1000ユーザー以上の場合、1ユーザーあたり230円。リコージャパンでは、今後3年間で8億円の売上を目指す。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    AIエージェント時代は“人の使い方”の見直しが急務!ガバナンスの第一歩は「見える化」から

  2. コミュニケーション

    「どの業務をAIに任せていいかわからない」を解決、組織にAIを浸透させる3つのポイント

  3. セキュリティ

    ランサムウェアが企業防衛の常識を変えた!被害防止のために今すぐ実践すべき「3つの対策」とは

  4. セキュリティ

    ランサムウェアの高度化に備える、可視化と予測的防御で実現する新セキュリティ基盤とは

  5. 経営

    ガートナーが解説する3つのアクション--「エブリデイAI」と「ゲーム・チェンジングAI」の選択とは?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]