SharePointが本当に成果につながっていますか?
SharePointの導入を無駄なく、ミスなく実施するためのポイントとはなんだろうか。
この悩みに答えを示す無料のイベント「SharePoint UserカンファレンスJapan(以下、文中のリンク先は公式サイト)」が今年も開催される。
前回開催時の様子
本カンファレンスは、ビジネス情報基盤として進化し続けるSharePointに特化したもので、SharePointとともに創業し、SharePointを知り尽くしているAvePointが主催する。新バージョンのSharePoint2013は日本企業のワークスタイルにどんな変革を起こすのか、その変革を実現する為に知っておくべき“留意点”は何なのかを、現場のSharePointエキスパートが生の声で語るという内容だ。
前回は、コンサルタントやSIer、製品メーカーなどがスピーカーとして参加し、市場動向や事例から計画と運用、技術アーキテクチャーなど12のセッションが行われた。SharePointは「導入するかどうかを検討する」というフェーズを終え、「いつ、どの業務に導入 / 適用するか?」を議論するフェーズに入っていることを受け、より実践的なSharePointのノウハウを提供するセッションが中心となった。
そして今回は、「SharePoint 2013 現場のプロが考える変革とは?」として、現場目線でのセッションが多数用意されている。SharePointをすでに導入済みの法人、あるいは導入を検討している法人の情報企画部門、情報システム部門、情報子会社、ユーザー部門を対象に、SharePointをより使いこなして「コスト」「価値」「リスク」に対応できる強い企業になるためのヒントが満載の内容だ。なお前回は、350人の定員に対し600名以上の申し込みが集まり、早々に受付を締め切った経緯がある。そこで今回は定員を前回の3倍近い1000人に大幅増加させた。
次のページからは、開催に先立ち、前回のセッションの内容を一部紹介していきたい。