データベースのAWS移行を効率よくこなすには? - (page 3)

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2017-09-11 11:00

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インサイトテクノロジー:Attunity ReplicateでAWS移行の課題を解決


インサイトテクノロジー
プロダクトコンサルティング事業部
シニアマネージャー
宮地敬史氏

 インサイトテクノロジーのセッションでは、プロダクトコンサルティング事業部の宮地敬史氏が登壇。「Attunity ReplicateでAWSへのデータベース移行を簡単に」と題する講演を行った。

 インサイトテクノロジーは、データベースに特化したソリューションを提供するインテグレーターだ。自社開発のパフォーマンス監視・分析ツールやアクセス監査ツールなどを提供するほか、海外ソフトの国内展開も手がける。「db tech showcase」というデータベース専門のカンファレンスの開催でも知られる。

 宮地氏はまず、AWSへのデータベース移行では、「移行に工数をかけたくない」「切り替え時のサービス停止を最小限にしたい」といったことが課題になると指摘。これを解決するためにAWSでは、データについてはDMSを、スキーマやオブジェクト、SQLについてはSCTを提供している。

 「DMSとSCTを使って効率的な移行ができます。ただ、DMSでは、要件によっては適用が難しいケースもあります。」(宮地氏)

DMSがうまく適用できないケースで利用

 DMSがうまく適用できないケースで利用するのが同期ツールだ。インサイトテクノロジーでは同期ツールとしてAttunityが開発した「Attunity Replicate」を提供。Attunityは1988年に創業したCDC(更新データ捕捉)技術における独立系リーディング企業。65ヶ国2000社以上の顧客を持ち、マイクロソフト、オラクル、IBM、AWSなどとパートナーシップを結ぶ。

 Attunity Replicateは、ブラウザベースのGUIで、異種データベース間のデータを高速転送・同期することが特徴だ。データのフィルタリングや加工も柔軟に構成できる。また、ファイル出力/圧縮/暗号化を行うことで、遠距離DB間のデータ同期のパフォーマンスを向上させ、使用帯域を最適化する。

 「有効なのは、DB2などDMSが対応していないデータベース間のデータ移行を行う場合、不要なデータは連携させないというようにデータをフィルタリングしたい場合、転送を高速化したい場合などです」(宮地氏)

 宮地氏は、人材派遣業者や食品会社、リサーチ会社でAttunity ReplicateによりAWS移行を行ったことについて紹介。旧機種からの移行や移行期間の短縮、新サービスの迅速な立ち上げといった成果が得られたことをアピールした。


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