複数デバイスの混在環境もセキュアに
さらに、「Aventail End Point Control」機能で、マネージドおよびアンマネージドデバイスに対してデバイス検査を実施し、一元的なポリシー管理の実現も可能だ。PC、スマートデバイス混在環境でもセキュアなネットワークが構築でき、SSL-VPNを使って場所やデバイスを選ばずに安全に社内リソースにアクセスできるため、業務の生産性を高めることができる。IPsecVPNによるリモートアクセスのように端末に専用のソフトウェアをインストールしたり、設定を施す必要がなく、パートナー企業などにも手軽にリモートアクセス環境を提供でき、管理の負担も最小限に抑えた運用が可能だ。
またスマートデバイスにSSL-VPNクライアントアプリケーション「Dell SonicWALL Mobile Connect」をインストールしておくことで、SSL-VPN接続をする場合、UUIDによるデバイス認証を実現することもできる。
「Dell SonicWALL Aventailシリーズ」は、Webフィルタリングや、スマートフォン向けアンチウイルス対策の「Kaspersky Endpoint Security 8 for Smartphone」などを組み合わせ、さらにセキュアなスマートデバイスの運用環境を実現することもできる。ターゲットは500ユーザ以上の企業だ。
なお20ユーザ規模で、既存の社内リソース(グループウェア、イントラなど)へのシンプルなリモートアクセスを実現したい際は、「Dell SonicWALL SRAシリーズ」が使える。さらに、Dell SonicWALLの次世代ファイアウォールと組み合わせることで、よりセキュアで理想的なセキュリティシステムを構築することができる。
セキュリティ面に配慮しながら、BYODのメリットを最大限に活かし、業務の効率化とコスト削減の実現を目指す企業は導入を検討すべきソリューションの一つと言えるだろう。