ITアウトソーシングは従来情報システムの運用コストの削減が大きな目的と
されてきましたが、今日ではこうした目的以外に、データのバックアップやディ
ザスタリカバリなどの災害対策、個人情報保護法の施行に伴うセキュリティ強化
などへの需要が高まっております。
当社では2002年5月に横浜センタを開設以来、順調にアウトソーシング
サービスを拡大してまいりましたが、さらなる需要に対応するため、このほど
2期ビルに新センタを開設いたしました。
新センタの面積は約8,000㎡で、横浜センタの面積は従来とあわせ
約12,000㎡の規模となります。設備面ではハイレベルな安全対策に加え、
手のひら静脈認証や伴連れ防止、RFIDを利用した媒体管理、不正持ち出し
防止など、最新鋭の装置を設置し、セキュリティについても万全の対策を施して
おります。
当社は現在、全国に13センタを配置しており、これらのデータセンタでシス
テムの企画から設計・構築・運用・保守などすべてのフェーズでサポートする
トータルアウトソーシングサービスをご提供しておりますが、このたびの新
センタ開設により、お客様の事業継続性、コンプライアンス強化などのニーズに
お応えする万全な体制を整え、富士通エフ・アイ・ピーならではのサービスを
ご提供してまいります。
1.横浜センタ2期ビル新センタについて
(1)基本設備について
当センタは、センタニーズの多様化への対応を図るため、次のよう
な設備を備えております。
・自家発電装置(自家発電装置の多重構成とオイル備蓄により無供給
でも数日間の稼働が可能)
・超高感度煙センサ(マシンルーム内の空気を監視し、火災事故の
前兆を検知)
・窒素ガス消火設備(地球環境を損なわない消火設備を採用)
・電源の二系統引き込み
・回線設備の二系統引き込み
・広域災害対策
・災害時の緊急地震速報システム
・事業継続のための安否確認/スタッフ招集システム
・ディザスタリカバリシステム
・高集約化サーバへの環境対策設備
・エアシャワーや静電気除去マットによる埃・静電気防止
・ラック内環境モニタリング等による熱対策
・空調環境の強化
(2)セキュリティ対策について
当センタは、さらなるセキュリティの向上を目指すため、次のような
セキュリティ対策を行っています。
<セキュリティ区画の強化>
・利用目的に応じたセキュリティレベルの設定と管理・監視システム
<入退管理設備>
・認証精度の高い手のひら静脈認証装置
・金属探知ゲートによる機器の持ち込み・持ち出しチェック
・赤外線センサによる伴連れ防止
<データ保護・情報漏えい防止>
・RFIDを利用した媒体管理と不正持ち出し防止システム
・CWATによる内部からの情報漏えい、不正アクセス等の防止
2.会社概要
富士通エフ・アイ・ピー株式会社
・本 社 : 東京都江東区青海2丁目45番 タイム24ビル
・社 長 : 太田幸一
・設 立 : 1977年
・従業員 : 2,504名(2005年12月末日現在)
・資本金 : 20億円
・売上高 : 845億円(2004年度)
・ホームページ: (リンク »)
3.お問い合わせ先
富士通エフ・アイ・ピー株式会社
・Phone : 03-5531-5111 (総務部)
044-753-4511(アウトソーシングビジネス推進部)
・E-mail : press@fip.fujitsu.com
以 上
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。