最新バージョンではフロント側の多要素認証やCookie同意画面の実装、ハイパフォーマンスなデータベースPostgreSQL 14に対応しました。
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■フロントの多要素認証対応によるセキュリティ強化
本バージョンでは、ECサイトを利用する消費者ユーザーのログインに対してGoogle Authenticator*のような認証アプリを用いた二段階認証を設定できるようになりました。これにより、ユーザーのなりすましなどの不正ログインを防止することができます。消費者に安心して利用いただけるようになるため、EC事業者への信頼性向上にもつながります。
なお、EC事業者の管理画面へのログインにおける二段階認証は「SI Web Shopping V12.11」で対応しております。
※ Google Authenticator
Googleが開発した認証システム。6桁のワンタイムパスワードとそれを表示するスマートフォンなどのデバイスを利用し2段階の認証を行うことで、アカウントのセキュリティを強化する。
■Cookieに関する同意取得
ECサイトのフロント画面に、Cookie*ポリシーに関する情報を記載したバナーが表示される機能を追加しました。これによってECサイトを利用するユーザーに、バナーまたはCookieポリシーのページからCookieの設定および利用への同意を求めることができます。
本機能は、個人情報の扱いに対する消費者の意識の変化に対応する機能として追加しました。近年はGDPR(EU一般データ保護規則)*への対応を進める日本企業が増えており、個人情報の扱いに対する消費者の意識も高まっています。
今回のバージョンアップで標準機能として実装されたため、EC事業者はCookieの利用に対してユーザーから明確な同意の取得が可能になりました。
※ GDPR(General Data Protection Regulation)
欧州経済領域における個人情報の保護を目的とした管理規則。データの移転や処理など、個人情報の取り扱いについて法的要件を定めている。
※ Cookie
Webサイトを閲覧したユーザーの属性や閲覧履歴などを含む情報が記録されたファイル、またはそれを保存する仕組み。ユーザー識別やセッション管理などを目的として、ユーザーがWebサーバーにアクセスしたデバイス上に作成される。
■PostgreSQL 14に対応
利用可能なデータベースにPostgreSQL 14を追加しました。
PostgreSQL 14は、前バージョンのPostgreSQL 13と比較してパフォーマンスが大きく改善されています。最新バージョンのSI Web Shoppingと組み合わせることで、ECサイトシステムが動作するマシンのリソースを最適化し、より快適な購入体験を実現することができます。
■ECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping」とは
「SI Web Shopping」は1996年に日本で初めて販売されたECサイト構築パッケージです。累計1,100本の実績を持ち、様々な有名ECサイトに使われています。発売以来25年以上、時代のニーズに合わせて機能改良(バージョンアップ)を続けております。専門的なマーケティング製品との柔軟な連携性、堅牢なセキュリティで、拡大を続ける日本のECビジネスを支えます。
近年では高い品質と高いカスタマイズ柔軟性が市場で評価され、様々なEC事業の中でも業務システム化の難易度が高いネットスーパーサイトのリニューアルや複数のフロントECを束ねるOMS(Order Management System)基盤として採用されています。
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■株式会社システムインテグレータについて
会社名:株式会社システムインテグレータ
証券コード:3826 (東証スタンダード)
所在地:埼玉県さいたま市中央区新都心11-2 ランド・アクシス・タワー32階
設立:1995年3月
代表者:代表取締役社長 CEO 引屋敷 智
資本金:3億6,771万円
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事業内容:
・パッケージ・ソフトウェアおよびクラウドサービス(SaaS)の企画開発・販売、コンサルティング(ECソフト、ERP、開発支援ツール、プロジェクト管理ツール、プログラミングスキル判定サービスなど)
・AIを使った製品・サービスの企画開発および販売、AI関連のソリューションの提供・支援およびコンサルティング
■本件に関するお問い合わせ
株式会社システムインテグレータ
E-Commerce事業部:今江
E-Mail:webshop@sint.co.jp
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