システムインテグレータ、ECサイトパッケージの新版--消費増税に対応

藤代格 (編集部)

2019-03-05 07:15

 システムインテグレータ(さいたま市中央区)は3月4日、自社で開発、提供するECサイトパッケージの最新版「SI Web Shopping V12.6」を発表した。2019年10月1日からの消費税率引き上げ、軽減税率制度に対応する3つの機能を追加するという。

 2015年10月、2017年4月の2度の見送りを経て、2019年10月から10%に引き上げられる消費増税。消費者への直接的な影響を考慮し、対象商品の消費税を軽減する「消費税軽減税率」制度が設けられている。

 対象は「酒類、外食を除く飲食料品」と「定期購読契約が締結された週2回以上発行される新聞」の2つ。ECサイトでは特に、後者を主に扱うサイトなどで対応が求められるとしている。

 追加機能は「商品ごとの消費税率設定」「軽減税率対象商品かどうかの表示」「カート画面での税率ごとでの小計金額表示」の3つ。V12.6には標準搭載するという。

機能追加での変更点イメージ(出典:システムインテグレータ)
機能追加での変更点イメージ(出典:システムインテグレータ)

 SI Web Shoppingは「1店舗型EC構築」「モール型EC構築」「BtoB ECサイト構築」の3つをパッケージ展開しており、1ライセンスごとに1つのECサイトが構築可能。それぞれの税別価格は1店舗型EC構築パッケージが480万円から、モール型EC構築パッケージが800万円から、BtoB ECサイト構築パッケージが200万円から。

 新機能は1店舗型EC構築パッケージ向けの追加となり、既存パッケージ購入者は問い合わせが必要。

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