システムインテグレータとアシストは4月9日、PostgreSQLおよびEDB Postgresに対応したデータベース開発支援ツール「SI Object Browser for Postgres 18」を販売開始すると発表した。新版では、EnterpriseDBが提供する「EDB Postgres 10.1」に対応する。
EDB Postgresは、オープンソースのリレーショナルデータベース管理システム(EDBMS)「PostgreSQL」をエンジンとしたデータベース。クラスタソフトウェアやバックアップツール、性能監視や周辺システムとの連携ツールなど、企業システムのデータベース運用で求められる機能を統合的に備えている。「Oracle Database」との互換性が高く、企業での採用が増えている。
SI Object Browser for Postgresは、PostgreSQLあるいはEDB Postgresに直接接続し、テーブルやビューなどの各種オブジェクトの作成、テーブルデータの編集、ストアドプログラムの作成・実行など、データベースに関わる操作をGUIで行うことができる。
新版はバージョン3からのバージョンアップ版となる。今回からバージョン表記ルールを変更し、リリース年の西暦下2桁が付与されることになった。
税別価格は、メディア販売が1ライセンス当たり4万6500円、ダウンロード販売が同4万3000円、保守価格(2年間)が同1万8600円となっている。
なお、同製品の販売代理店を務めているアシストは、EDB Postgresのサブスクリプションを購入した顧客に対し、SI Object Browser for Postgres 18のクライアントライセンスを無償で提供する。
SI Object Browserの利用イメージ(出典:システムインテグレータ)