Salesforce、企業の生成AI活用の信頼性と柔軟性をさらに高めるEinstein 1 StudioおよびData Cloudの新機能を日本市場で提供開始

株式会社セールスフォース・ジャパン

From: PR TIMES

2024-03-08 13:17



~あらゆる企業・組織が自社のニーズに合わせてカスタムされた再利用可能なAIプロンプトや大規模言語モデルの利用が可能に~

~主要なデータレイクやデータウェアハウスとの間で安全かつ双方向でのデータ共有、また構造化データと非構造化データの統合と、迅速かつ容易なAI検索が可能に~


株式会社セールスフォース・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役会長 兼 社長:小出 伸一、以下、Salesforce)は本日、企業が生成AIを活用する上で求められる信頼性および柔軟性を高めるEinstein 1 Studio( (リンク ») )およびSalesforce Data Cloud( (リンク ») )(以下Data Cloud)の4つの機能を日本市場で提供開始すると発表しました。これらの機能により、ユーザー企業は自社のニーズに合わせて安全に生成AIを活用して、生産性や顧客体験の向上を実現することが可能となります。

Einstein 1 Studio( (リンク ») )は、Salesforceの管理者や開発者がEinsteinの体験をカスタマイズし、全ての顧客や従業員体験のためにあらゆるCRMアプリにAIをシームレスに組み込むためのローコードのツールセットです。Einstein 1 Studioには、Copilot Builder、プロンプトビルダー(Prompt Buider)、モデルビルダー(Model Builder)が含まれており、今回、Salesforceが国内で提供を開始するEinstein 1 Studioの機能は、以下の通りです。
プロンプトビルダー( (リンク ») )(Prompt Builder):カスタムされた再利用可能なAIプロンプトを作成
管理者や開発者がノーコードでカスタムされた再利用可能なAIプロンプトを作成できます。CRMアプリおよびData Cloudに統合した顧客データなど企業の信頼性の高いデータをプロンプトに容易に埋め込む(グラウンディング)ことができるため、企業データの価値を最大化し、より優れたAIコンテンツを生成できます。セールスやサービス、マーケティングなどの業務で適切な文脈を有する信頼性の高いプロンプトテンプレートを作成し、SalesforceのCRMアプリの業務フローに組み込んで活用することができます。
提供時期:本日より日本市場での一般提供開始


[画像1: (リンク ») ]




モデルビルダー( (リンク ») )(Model Builder):ユースケースに合わせて適切なLLMを選択
ビジネスを単一のLLMに制限する他のソリューションとは異なり、さまざまなAIモデルに接続できる柔軟性を提供します。Salesforceが標準で提供する大規模言語モデル(LLM)から選択することも、自社で使用するLLMを使用することもできます。また、モデルビルダーは予測AIモデルにも対応しており、主要な外部のSalesforceパートナーの予測および生成AIモデルを、データを移動またはコピーすることなく、Data Cloud上で活用することが可能となります。加えて、企業がData Cloud上のデータを活用して、ローコードで独自の予測AIモデルを構築することもサポートしています。
提供時期:本日より日本市場での一般提供開始


[画像2: (リンク ») ]




Copilot Builder:
あらゆる企業がEinstein Copilotを自社のビジネス向けに設定、カスタマイズできるようになります。
日本での提供開始は未定。





Data Cloud( (リンク ») )は、Salesforceに組み込まれたハイパースケールデータプラットフォームです。企業はSalesforceのあらゆる製品およびシステムからすべての顧客データを接続、連携、調和させることができ、すべての顧客に関する信頼できる唯一の情報源となります。今回、Salesforceが国内で提供を開始するData Cloudの機能は、以下の通りです。

データフェデレーション:Bring Your Own Lake
SnowflakeおよびGoogle CloudのBigQuery上のデータを、SalesforceのData Cloudに実データのコピー作業なし(ゼロETL)で連携し、データを統合することができます。営業や顧客サポート、マーケティングといった顧客接点において生成AIを活用するためには、企業内の信頼できる顧客データを生成AIに連携できるかが非常に重要です。しかし、顧客データは企業内の様々なシステムに分散しているため、顧客軸でデータを統合し、AIで活用できるようにしておく必要があります。本機能により、複雑なETL処理なしで、主要なデータレイクおよびウェアハウス上のデータをData Cloudへ安全に共有し、AIへの活用など様々なユースケースにて活用することができるようになります。
提供時期:2024年3月中旬より日本市場での一般提供を開始予定


[画像3: (リンク ») ]




Data Cloud ベクトルデータベース( (リンク ») )およびEinstein Copilot Search( (リンク ») )
Data Cloud ベクトルデータベースにより、PDF、メール、会話記録などの非構造化データを含むあらゆるビジネスデータと、購入履歴、カスタマーサポートケース、製品在庫などの構造化データが統合され、生成AIのプロンプト上でグラウンディングして活用できるようになります。
Einstein Copilot Searchは、ユーザーのリクエストを受け取り、Data Cloud ベクトルデータベースに埋め込まれたデータに対して類似性検索を実行し、関連性が高く正確な回答を作成することができます。この回答には出典資料の引用が明記されます。
これら2つの機能を活用することで、SalesforceのPlatform上でRAG(Retrieval Augmented Generation)を容易に構成し、生成AIを信頼性の高い形で業務に活用することが可能となります。
提供時期:2024年3月中旬より日本市場でのパイロット提供を開始予定


[画像4: (リンク ») ]





詳細情報
プロンプトビルダーの詳細は、こちら( (リンク ») )をご覧ください。

モデルビルダーの詳細は、こちら( (リンク ») )をご覧ください。

Data Federation(BYOL)の詳細は、こちら( (リンク ») )をご覧ください。

Data Cloud ベクトルデータベースおよびEinstein Copilot Searchの詳細は、こちら( (リンク ») )をご覧ください。



Salesforceについて
Salesforceは#1 AI CRMです。CRM(顧客関係管理)+AI+データ+信頼を Einstein 1という一つの統合プラットフォームで実現することで、全く新しい方法で顧客とつながることを可能にします。Salesforceの詳細については、salesforce.com/jp をご覧ください。

本プレスリリースやその他のプレスリリース、または公式ステートメントで言及された未提供のサービスや機能は現在利用できないものであり、予定通りに、または全く提供されない可能性があります。Salesforceのアプリケーションを購入されるお客様は、現在利用可能な機能に基づいて購入をご判断くださいますようお願いいたします。米国サンフランシスコに本社を置くSalesforceは、ヨーロッパとアジアにオフィスを構えており、ニューヨーク証券取引所ではティッカーシンボル 「CRM」 で取引されています。

*BigQuery は Google LLC の商標です。

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