顧客の潜在的な課題/ニーズを訊き出す「AIチャット個別インタビューサービス」を提供開始
調査設計/分析/執筆: 岩上由高
ノークリサーチ(本社〒160-0022東京都新宿区新宿2-13-10武蔵野ビル5階23号室 代表:伊嶋謙ニ TEL:03-5361-7880URL:www.norkresearch.co.jp)は中堅・中小企業のIT活用における課題やニーズを深堀して調査する新たな手法として「AIチャット個別インタビューサービス」の提供を開始した。
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<AIとの対話を通じて、顧客自身も気付いていない重要な課題/ニーズを明らかにする>
■営業担当の個別ヒアリングに伴う負担を軽減し、顧客が本当に求めるIT商材を見つけ出す
■依頼元が指定した「テーマ」に沿いながら、顧客毎に変化する対話の流れにも柔軟に対応
■インタビューを記録した「テキストログ」「個別要約資料」を顧客毎に作成、全体分析も実施
■調査報告書作成を含めて、3つのテーマ、計100社の個別インタビュー実施費用は175万円
■営業担当の個別ヒアリングに伴う負担を軽減し、顧客が本当に求めるIT商材を見つけ出す
昨今では原料/資材、電力/燃料、人材に関わる費用が上昇しており、中堅・中小企業の多くが厳しいコスト高に直面している。
そのため、ベンダや販社/SIerとしては 『厳しい状況下でも、顧客が導入したいと考える製品/サービス』 を如何に把握するか?が重要となってくる。だが、ユーザ企業も日々の業務に追われており、「自社に本当に必要なIT」を即座に思い浮かべられるわけではない。こうした潜在的な課題/ニーズは事前に固定された選択肢を用意する通常のWebアンケートでは捕捉することが難しい。こうした場合は個々の顧客と対話を繰り返して、顧客も自らが課題/ニーズを整理していく過程が必要となってくる。
ところが、IT企業が営業担当を通じて個別の顧客ヒアリングを行おうとすると、以下のような点が障壁となってくる。
障壁1: 双方が多忙で、日程調整が困難 ⇒ ユーザ企業側とIT企業側の双方で人材も不足しており、日々多忙である
障壁2: 営業担当のトレーニングが必要 ⇒ ヒアリングシート通りに進むとは限らず、成果が営業担当個人に依存する
障壁3: 訊き出した結果を分析できない ⇒ 特定の顧客が発言した強い表現などに影響されて、全体を見失いやすい
こうした障壁を解消するための新しい調査手法が今回新たに提供を開始する「AIチャット個別インタビューサービス」である。
■依頼元が指定した「テーマ」に沿いながら、顧客毎に変化する対話の流れにも柔軟に対応
下図はSIerである「いろはシステム開発」がAIチャット個別インタビューサービスを利用し、同社の顧客である「ノーク商事」が個別インタビューに回答している場面を例示したものだ。 本サービスはノークリサーチが提供する「レポート紹介AIチャット」や「AI×市場データ:プレゼン資料生成サービス」と共通するAI基盤上に構築されており、依頼元となるIT企業でのシステム環境構築は一切不要である。図中では本サービスの特徴や利点を赤字で説明している。
インタビューは複数の「テーマ」で構成される。上記の例では回答者の本人確認を行った後、最初のテーマとして「DX」が提示されている。DXの進捗状況から始まり、人材や予算の不足が主な阻害要因であることを確認した後、顧客の本業に直結した話題へと遷移している様子が確認できる。このように顧客毎に大きく変化する対話の流れを事前のヒアリングシートや個々の営業担当の力量で網羅することは難しく、AIチャットならではの利点と言える。また、一旦中断した後に再開することも可能であるため、顧客側の思考にも深みが出てくる。また、本サービスでは依頼元のIT企業から事前に提示された「テーマ」(どんなIT分野に焦点を当てたインタビューとしたいか?)をAI基盤のナレッジに反映するため、顧客毎の変化に対応しながら目的にフォーカスした個別インタビューを実施することができる。また、こうした対話を参考にすることは営業担当のヒアリングスキル向上にも役立つ。次頁ではインタビュー実施後の成果物について述べていく。
■インタビューを記録した「テキストログ」「個別要約資料」を顧客毎に作成、全体分析も実施
インタビューの結果は「個別要約資料」として、顧客毎に以下のような1枚のPPTXスライドに要約される。以下の例では製造工程での歩留まりに課題を抱える「ノーク商事」に対して、「いろはシステム開発」として課題をどのように整理し、どんな提案を行うべきか?が提示されている。「テキストログ」は個々のインタビュー内容を記録したファイルであり、顧客毎にtxtファイルとして出力される。「調査報告書」は「テキストログ」「個別要約資料」を集約/分析し、顧客をグループ化した上でグループ毎の課題/ニーズと訴求すべきIT商材を提言している。次頁では本サービスを利用する際の流れと費用について掲載している。
■調査報告書作成を含めて、3つのテーマ、計100社の個別インタビュー実施費用は175万円
下図は「AIチャット個別インタビューサービス」を利用する流れを示したものだ。まず始めに依頼元IT企業との間でテーマを検討する(1-1)。テーマは「DX」「経営課題」「サステナビリティ」など、インタビュー内で焦点を当てたいIT分野(依頼元企業として注力したい領域)を指す(テーマ数の推奨は2~3)。次にテーマに沿った会話ができるようにノークリサーチのAI基盤を調整して(1-2)、環境を構築する(1-3)。その後、依頼元企業にテスト利用いただいて問題がないことを確認する(1-4)。
続いて、依頼元企業よりインタビュー対象顧客の募集を実施し(2-1)、ノークリサーチから所定数分のID/パスワードを発行する(2-2)。続いて、依頼元企業からIDとインタビュー時に画面に表示される名称(社名/氏名など)を紐づけた結果をノークリサーチへ返す(2-3)。顧客名を秘匿したい場合には、依頼元企業が回答者に事前に伝えた仮称を用いることもできる。
続いて、依頼元企業が顧客企業に通知することでインタビューが開始される(3-1)。ノークリサーチでは顧客毎の成果物を随時作成する(3-2)。インタビュー終了後、調査報告書の作成(3-3)を経て成果物の納品および報告会の実施(3-4)となる。
下表には「AIチャット個別インタビューサービス」の実施費用を記載している。灰色地は従量費用となる項目を示している。
AI基盤調整費用はテーマ数に比例する(ナレッジをAI基盤に反映する作業はテーマ単位であるため)、またAIチャット個別インタビュー実施費用は単価×発行ID数で算出される。(顧客Aが回答を辞退した場合には顧客A向けのIDを別の顧客Bに振り分けて利用することも可能)テーマ数3、発行ID数100の場合の費用は175万円(税別)となる。
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