米SonicWALL(内山高夫代表)は、包括的なセキュリティ機能とスイッチング機能を搭載した小規模ネットワーク向けトータルセキュリティスイッチングプラットフォーム「SonicWALL PRO 1260」を4月20日から販売開始した。価格(税別)は33万円。
同社はこれまで、小規模ネットワーク向けセキュリティアプライアンスとして、コンパクトでコストパフォーマンスに優れ、設定・管理が容易な「TZ170シリーズ」を提供してきた。今回、ラックに収納して管理を行いたいというニーズに対応し、1Uラックサイズの小規模ネットワーク向けの「SonicWALL PRO 1260」を追加した。
新製品は、ディープパケットインスペクションファイアウォールやIPSec VPN、24ポートの自動MDIXレイヤ2スイッチを1台に統合したオールインワンソリューション。新たに「スイッチング機能」を追加したことで、投資コストを抑えた効果的なセキュリティ対策の構築が可能になる。
主な特徴として、セキュリティとスイッチング機能の統合により、容易なネットワーク管理を実現する。また、「SonicOS Standard版」を搭載し、日本語Webインターフェースと管理ウィザードによって簡単に設定・管理できるほか、SonicWALLゲートウェイアンチウィルス/アンチスパイウェア/IPS、コンテンツフィルタサービス、ネットワークアンチウィルス、ViewPointレポート機能を利用することで、ユニファイドスレットマネージネント(統合型脅威管理)を実現できる。