オープンソース・ジャパン(以下、OSJ)とアイオイクスは8月30日、Linux、Apache、 MySQL、PHP(LAMP)を使ったブログ構築システム「MSSM(Multi−Store Site Manager)」の提供で提携したと発表した。
アイオイクスは現在、MSSMを多店舗展開をしている企業やフランチャイズ本部向けに提供している。すでに大手の賃貸アパート・マンション情報提供会社に採用されており、全国750店舗以上で活用されているという。
今回の提携により、OSJではフランチャイズを展開する企業のサイトや、企業内での情報共有ツールとしてMSSMを展開していく。ブログ機能を利用することで、部門や部署レベルでの情報発信や関係部署との情報共有を容易するのが狙いだ。同時に、OSJのグループ企業であるZendのサイト管理ソリューションと商用版のMySQLを提供し、追加開発やカスタマイズにも対応する。
年間利用料は250万円で、50ブログまで開設可能なほか、Zend Platform 1CPU 年間ライセンスおよびMySQL Pro商用ライセンスなども付属する。両社では、販売開始後1年間で20社への導入を予定している。