ソフトバンク・テクノロジーとワイズノットは12月1日、セキュリティおよびオープンソースソフト(OSS)分野で業務提携するとともに、ソフトバンク・テクノロジーがワイズノットの第三者割当増資の全額を引き受けたと発表した。
ソフトバンク・テクノロジーは、ワイズノットの発行済み株式総数の11.2%に相当する株式を2億4000万円で取得した。代金の払い込みは11月25日に完了している。筆頭株主は個人所有と持ち株会社のクオリアスあわせて39.8%の株式を持つ、ワイズノット代表取締役社長の嵐保憲氏のままとなる。
今後、両社は業務系および電子商取引系を中心に、システムネットワークの構築/運用からASPおよびビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)までの事業領域で協力していく。相互案件で協力体制を構築し、新規受託案件の拡大を目指すとともに、オープンソースを基盤とするASP/BPOサービスを共同で開発、提供する。
両社では、この提携を通じ初年度10億円の売り上げを目指す。