システム開発ベンチャーのオレガディール(三好修社長)は3月1日、社名を 同日付けで「オレガディール」から「オレガ」に変更し、吹野博志取締役が取 締役会長に就任する人事を発表した。
吹野氏は、これまでデル日本法人の会長や半導体ベンチャーなどの役員を務 めており、オレガではその経営手腕を見込み、会長職を新設し就任を要請した。 同時にコニカミノルタホールディングスの前常務執行役CIOの新谷恭將氏を顧問 に迎え、経営のアドバイザリーボードも設置した。座長を三好修社長が務め、吹 野博志会長、塩田英一郎・取締役開発本部長、小宮山亮・取締役管理本部長がメ ンバーとなって運営。経営の意思決定のスピードを上げることで2年後に予定す るIPOに備える。オレガの06年2月期の売上高は3億5000万円。
社名変更については、海外のユーザーが同社の英文表記「OREGADARE」をオ レガディール」と読めないことが多く、国内のユーザーからも同様の声があっ たことが理由だとしている。