第5回:ウェブサーバを設置する--Solaris 10で行こう!

福田昌弘

2006-12-15 12:09

 ウェブサーバといえばApacheが有名だろう。Solaris 10では、ApacheとApache2が共にデフォルトでインストールされている。このため、前回紹介したSambaと同様に、簡単にウェブサーバを立ち上げることができる。今回は、Apache2を使ってウェブサーバを立ち上げた後に、ファイル共有のためにWebDAVを設定してみる。

設定ファイルを用意するだけでOK!

 すでにご存じのことかもしれないが、Apache2の動作は“httpd.conf”という設定ファイルで制御されている。Solaris 10では、この設定ファイルを/etc/apache2に置く。実際には、次のようにsuコマンドによってスーパーユーザーになった後、/etc/apache2にあるhttpd.conf-exampleをhttpd.confとしてコピーする。そして、コピーしたhttpd.confの内容を必要に応じて変更する。

httpd.confの作成 httpd.confの作成。

 設定ファイルhttpd.confを作成した後、SMF(Service Management Facility)の管理コマンドsvcadmを使ってApache2を有効にする。通常、Apache2は、apachectlというコマンドによって起動したり停止したりする。これに対してSolaris 10では、SMFによってサービスの実行が一括管理されているため、apachectlではなくsvcadmによってApache2の動作を制御する。ちなみに、Solaris 10でもapachectlコマンドは有効であるため、httpd.confに加えた変更内容をテストするときなどに利用できる。

 実際にApache2を有効にするときには、先ほどと同様にsuコマンドによってスーパーユーザーになった後、svcadmコマンドを次のように入力する。そして、SMF管理コマンドであるsvcsを使って、Apache2がきちんと起動されたことを確認する。

Apache2の有効化 Apache2の有効化。

 ここまでの作業だけでApache2が有効になる。試しにウェブブラウザからアクセスしてみると、あまりにも有名なApacheのウェブページがあっさりと表示される。

有名なApache2のWebページを表示 有名なApache2のWebページを表示。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]