編集部からのお知らせ
新着記事まとめ:アジャイル開発が支えるDX
新しい働き方の関連記事はこちら

第1四半期売上、事前予測を下回る見込み--AMDが警告

文:Dawn Kawamoto and Tom Krazit(CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2007-03-06 11:39

 チップメーカーAdvanced Micro Devices(AMD)は米国時間3月5日、四半期の売上高が、アナリストらに事前に示した予測値を下回る見通しであると警告を発した。

 AMDは、事前に示した第1四半期(3月締め)の売上予測16億〜17億ドルを達成できそうにないと述べている。

 最高経営責任者(CEO)のHector Ruiz氏は米国時間5日、Morgan Stanleyが主催したTechnology Conferenceで目標未達成の原因について説明している。同氏によれば、Dellなどの大口顧客に合わせて流通戦略を変更した過程で問題が発生したことが原因という。

 「第4四半期から第1四半期にかけてチャネルパートナーとの間で発生した問題を修正し、流通システムを元通りにする必要がある」(Ruiz氏)

 AMD製チップの大半はこれまで、世界中の販売代理店やチャネルパートナー経由で流通していた。しかし、「Opteron」サーバプロセッサの成功を受け、AMDはHewlett-Packard(HP)、Dell、IBM、Sun Microsystemsといった世界大手のコンピュータベンダーとも取引するようになった。

 大手のコンピュータベンダーは、特定の製品を一定の期間にわたって供給し続けることを保証するよう、AMDに求めている。そのためAMDはチャネルパートナー向けのチップより、コンピュータベンダー向けのものを優先せざるを得なくなったと、Ruiz氏は述べた。

 さらにチャネルパートナーらの需要が満たせない状況が発生した際に、AMDはコンピュータベンダー向けに用意した余剰分を迅速にチャネルパートナーに戻せず、Intelにビジネスを奪われてしまったと、Ruiz氏は語っている。同社は、これらは短期的な問題で、稼働ラインのキャパシティが上がり、「Barcelona」(開発コード名)が発売されれば緩和されると考えているという。

 Nollenberger Capital Partnersの金融アナリストHans Mosesmann氏は、Ruiz氏のコメント後に配布したリサーチメモのなかで、2007年後半にかけて問題を抱えたことを考えると、問題の原因はDellとの提携にあったと思われる、と述べている。同氏はまた、AMDの新しい製造技術や、デスクトップやノートPCにBarcelonaが実際に搭載されるようになるまでの時間を考えると、AMDの問題が短期的なものになるとは思えないと述べている。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. windows-server

    伝説の「ひとり情シス」が解説、5つのステップで実現できる“ミニ仮想環境”構築 指南書

  2. コミュニケーション

    在宅勤務・テレワークで効果を発揮! SB C&Sが明かすTeams活用事例

  3. 運用管理

    3つの業界それぞれの「バックアップ」に関する課題と解決方法をわかりやすくマンガで解説

  4. 運用管理

    3層構造のITでは、なぜDXが進まないのか--ある中堅製造業はいかにDXの第一歩をスタートさせたか?

  5. 仮想化

    なぜ多くの企業が仮想デスクトップへの移行を急いでいるのか?その理由と最適なDaaSを知る

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]