2007年の世界PC出荷台数、当初の予想を上回る見込み

文:Erica Ogg(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2007年06月28日 13時15分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 リサーチ会社Gartnerによると、特に中国など新興市場での需要により、2007年のPC出荷台数は予想を上回る見込みである。

 Microsoftの新OS「Vista」は期待ほど大きく市場をけん引することにはならなかったが、GarterアナリストGeorge Shiffler氏の集計によると、世界のPC出荷台数は2億5700万台を超えそうだという。2006年の合計出荷台数2億3150万台から11.1%の増加となる。

 この数字は、Gartnerが2007年3月に予想した10.5%という成長予想をわずかに上回っている。Shiffler氏によると、新たな予想は、中国などへ大量に出荷されたPCに加え、ノートPCの好調な売れ行きを考慮したものである。

 Forrester Researchが6月に発表した8カ年予想によると、今後2年間で新興市場への出荷が見込まれているPC1億2800万台のうち半分以上が、買い替えではなく初めての1台として購入され、同様の傾向が今後10年間継続する見通しである。

 Gartnerによると、2007年のデスクトップPCとノートPC販売価格の世界平均は852ドル周辺を上下している。この価格はアナリストが2007年初めに立てた予想よりも20ドルほど高いが、Shiffler氏は、価格上昇(ドル下落、ノートPCの出荷台数増加、Windows Vista発売による少々の上昇などによる)は一時的なものだとしている。

 同氏は「価格は下落を続けているが、2007年には下落がわずかに減速し始める。結論として、ベンダーは価格(の下落)がやや減速したと考えて一息つくべきではないと思う。近いうちに、年間当たり7%の下落率に戻ると予想している」と述べた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
クラウド基盤

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
ハードから読み解くITトレンド放談
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
Gartner Symposium
企業決算
ソフトウェア開発パラダイムの進化
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化